捕食時に実際に「音」は鳴っている!?ルアーの音について。
ルアーの音が魚にとってどんな影響を与えるのかは様々な意見があります。ゴトゴト音やジャラジャラ音、はたまたサイレントでその釣果は大きく変わると言われています。で、バスに食われている小魚はそんな音しないでしょ?って疑問に思うわけですが・・・威嚇や気づかせるための音でもあるわけで、実際魚に聞いてみないとその効果はわかりませんが、ここでは小魚の出す音に注目してみます。
水槽でタナゴやオイカワを飼った経験がある方はいらっしゃいますでしょうか?
餌をやる時に気づいた人はいるかもしれません。
水槽の中で仲良く泳いでいた小魚が餌をやった瞬間からそれはもう賑やかにパチパチ音を出します。
これが顎の関節の音なのか背骨から出ているのか・・・水槽の外からでもはっきりと聞き取ることができるほどです。
ボーンラトラーやグラスラトラーの音は小魚のそれに近いように感じます。
日本ではあまり知られていませんが・・・HYDROWAVE(旧バイオソニックBSX)は本国アメリカではかなり売れたようです。これボートに取り付け、水中に捕食音やベイトが回遊している音を出して魚の活性を上げる機器です。こんなモノの存在からも否が応でも「音」の重要性は無いとは言いがたいです。
そう言えば、ギルがつっついたワームを後から来たバスが横取りすることはよくありますよね。バスにとってギルが餌をつつく時に出る音やその行動はバスに捕食のスイッチを入れる引き金になっているのは間違いないんじゃないでしょうか。