「理想」と「現実」のはざ間から垣間見える、今回のワームに1番必要な要素

求めたものは「フォール及びスイミング時の水絡み」が良くて、「ジャーク」も良くて「飛距離」も出て「どんなリグにもマッチ」して・・・と色々と詰め込んでみましたがこれがまたなかなか難しい。何個か作ってみてふと気付いたのは、ひとつのワームで全てを理想通りの高水準で求めるのはさすがに無理があると。

トンカツとカレーとハンバーグと唐揚げと・・・

こんなものがワンプレートでのっているランチを安い価格で・・・と言っている様なもんです。あたりまえの話なんですが・・・汗。理想を追い求めた結果、どの要素とどの要素は共存可能かという選定は出来るようになって来ます。
ちょっと涙目になりながらも必要な要素(ほぼ何か言ってますが・・・詳細はもう少し確信を持ててからという事で。)だけを残し、シンプルな方向性に転換したマスターを作ること何本目かに、そこそこいけてそうなものが出来上がりました。ここで一旦後退させた要素は「ジャーク」です。決して「ジャーク」出来ないと言う訳ではありません。理想はそれこそ左右にヒュン!ヒュン!というぶっ飛びジャークでしたが、ココは理想から離れもう少しマイルド気味にする事に。

魚に答えを聞いてみる

これでボイルしているアイツらを退治してやると息巻いて仕事前にテスト釣行です。そして、投げる事数投。なかなかの飛距離です
水面をスルスルと水絡み良く泳ぐスティックにボフッ!!と・・・あら、あっさり出た。がしかし、乗らない。
次は理想とは少し離れたがマイルドになって生まれ変わったジャークで・・・
これまた一発でギュイーーン!!と持っていきました。

キテル。

これキテルよ!!!とフィールドで誰に言える訳も無く、ひとり勝手に盛り上がってしまいました。さぞかしニヤニヤしていた事でしょう・・・。
これからまだまだ形状や素材を煮詰めて再度お披露目できたらと思います!
乞うご期待をm(_ _)m