テクニカルメタルバイブ「KUNAI(クナイ)」製品カラーエピソード「#04メタルシャッド」

やってまいりました、発売された製品のカラーエピソードを語る定番企画。今回はKUNAI(クナイ)の#04メタルシャッドについて感じた事を書き綴ってみたいと思います。
いわゆるギラギラ系。シンプルにシルバーホログラムと黒い背中。

とりあえず釣りたいという時ほど不思議とこの色に手が伸びてしまうのは、黒い背中が無難にベイトっぽく、ギラギラしたサイドがやはり無難にベイトっぽいという、無難に釣れそうな感じがそうさせるのでしょうか?

無難、無難と言っていますが・・・

他のホログラムの様に強めのギラギラした派手さはありませんが何よりどんなフィールドにも、どんなサカナにもなりえる信用度の高いカラーなんだと勝手に結論付けました。

実は様々なルアーのテストカラーにこの手の色をチョイスする機会が非常に多いんです。

理由は明滅が分かりやすいから。

特にミノーの場合、背中の黒と両サイドのホロの明滅がはっきりしていて、ギラギラというフラッシングを頼りにロールアクションの入り方が見極めやすいのです。

背中の黒はベイトっぽさがありますが、色としてはかなりハッキリと主張する色。もし全身真っ黒だったらシルエットがバキッと出て主張しますよね。

つまり地味系に見えて意外に真逆の主張強め、魚に強く訴えかけるカラーです。

曇天時にシルエットとフラッシングの明滅で目立たせる。そんな使い方も一つかと思います。

クロギンは昔からずっと存在するカラーで、今もあらゆるルアーのラインナップに採用されています。

地味だけど、地味じゃない。

実力派カラーなので皆様も是非チョイスしてみてください。