ヘンテコな形の「KUNAI(クナイ)」って本当に掛かるのか??

朝晩はもはや寒い!!日中もお日様が出ると温いですが、日陰では・・・な最近です。

さて、そうなってくると皆さんメタルバイブも抑えでタックルボックスに忍ばせ始めているのではないかと思います。

なんて言う事を思いながらSNSを見ていたりすると既に「KUNAI(クナイ)」でもバシバシ釣れていたり。

おぉっ!!なんて驚いていると、今度は「クナイの#03ブルーギルカラー無いですか??」という嬉しいお問い合わせをいただいたり。

すいません・・・先月からバタバタバタっと嫁入りしてしまい、実は本日で「クナイ」の3/8ozの#01,02,03は弊社でも在庫切れとなってしまいました。

今年もおかげさまでコンスタントに新商品をリリースするところまで漕ぎ着ける事ができました。

どのプロダクトがきっかけであれ、色々なカタチでKAESUを知っていただける事は変わらず大変嬉しいです。

で、そんなKAESUプロダクトの中で冬に強い商品がテクニカルメタルバイブと銘打った「KUNAI(クナイ)」なんです。でも、これチョット変わったカタチしてません??

では本題に。

この変わったカタチの「KUNAI(クナイ)」と言うメタルバイブを改めてご紹介させていただこうかなと思った次第です。

先日は、シンプルな話し多芸多才で使っていて楽しいから「投げ続ける事が出来る=釣果への近道」ですよねとなりました。

ここでもう少し掘り下げて見たいと思います。

「使っていて楽しい」は快適という事も含まれます。直ぐに引っかかったらリズムが悪くなっちゃいますし、これでは快適でも無く、楽しくも無いですね。

だから、この形状なんです。

そんなわけでストラクチャー回避性能は重要なポイント。

クナイのメリットとして、<フックの前面にプレートが盾のように被さることで針先を隠す>効果があります。

バイブレーションというよりも、「クランクベイトのリップのような泳ぎ方」をするといえば、なんとなく回避性能が良い理由がイメージしやすいかと。

ただ、絶対回避と言う訳ではありません。(ルアーの特性上、無理という場合もありますし限界もあります。)石の隙間に挟まったり、ストラクチャーの多い場所では根掛かりは避けられませんので、使い所の見極めは重要です。

回避性能はわかった!でも・・・

この「KUNAI(クナイ)」ってヤツはプレートで針先隠しているけど、魚ちゃんと掛かるのかよ??

はい、結論をお伝えしましょう「心配無用」です。

一旦バスの口の中に入ればメタルプレートに対して針が立つようについているので、フッキングの妨げとなることはありません。

クナイとセットになって出てくる質問の中に「このフロントフックって掛かるの?」があります。

確かに横から見れば、針先がメタルプレートの影に隠れてフッキングしなさそう。

このまま口の外にスルッと抜けそうなイメージでしょうか?

バスの口の中に入り、アワセを入れた時に、ルアーは頭側から抜けてくるとは限りません。

もし頭側から抜けてくればリアフックがしっかりと刺さります。

お尻側から抜けてくればリアフックもフロントフックもしっかりと口の中で針先が立ち上がり突き刺さるというわけです。

大きい魚ほど丸呑みされた場合、口の中でフロントフックが掛かっている事が多く、かなり重要な役割を担うフックなのです。

見た目で判断しちゃいけません!

この「KUNAI(クナイ)」、実は乗りが良く、根掛かりしにくいという相反する要素を一つにパッケージングしたメタルバイブなんです。