
コレで完全マスター!ダートするメタルバイブ「KUNAI(クナイ)」使い方徹底解説 前編
メタルバイブを動かし方ってどんな感じのロッドアクションがいいの?
と聞かれることがあります。
そうそう!
メタルバイブって人によってアクションの付け方がぜんぜん違うのです。
僕自身、メタルバイブで最初の一匹を釣るまでは「??これでいいのか?」
と疑心暗鬼なままシャクっていました。
動かし方の正解は…ないです。
大きくリフトしても釣れるし、小さく連続でリフトしても釣れる。
メタルバイブはその時々で色々試してみるしかないというのが答えです。
しかしこれでは答えたことになってませんので、普段メインにしている「KUNAI(クナイ)」の使い方を書いてみます。
クナイを手に取ったらアクションの基本はとりあえずはコレ!
ショートピッチのリフト
「KUNAI(クナイ)」のスライドダートアクションを生かすなら、まず試してほしいのがショートピッチのリフト。(下の動画1:15〜)
一瞬ロッドの先にブルっと振動が伝わるほどの強さで20~30㎝ほど跳ねあげてフリーフォール。
着底した瞬間に間髪入れず次のリフト。
ベイトがブルッ!と尻尾をはたき惰性でピュンとスライドするようなイメージで、連続でブルッ!ブルッ!と動かしています。
1/4oz、3/8ozに比べて1/2ozはスライド幅が長いので、リフトの間隔は少しゆったりめにしています。
着底した時のポーズは入れずに連続でピョンピョンと跳ねさせます。
止めなくて食えるの?と思うかもしれませんが、バスは早い動きにも平気でついてこれます。
シャクって横っ飛びしている最中でも食ってくるほど反応速度が速いのです。
止めた方が食うかもしれないと感じれば1~5秒ほどの間で反応の良いポーズ時間を探ります。
大きくゆったりブルブルとリフト
もう一つは大きくゆったりブルブルとリフトさせる方法。
メタルバイブはこの使い方をしている人が多いかもしれません。
この使い方をするなら重たいウェイトの方が波動も強く、ストンと落とした時の存在感も強いので1/2oz向きなアクションだと思っています。
大きくゆったりリフトさせる際に、ここでさらなる疑問が発生している方いませんでしょうか??
フォールの時のラインテンションは?どうすんの問題
これは2パターンに分かれます。
一つ目はフリーフォール
基本的には完全にフリーフォール。
テンションをかけずにストンとボトムまで落とす。
ブルッ!ストン。ブルッ!ストン。という緩急に反応がいい場合はこちら。
二つ目はカーブフォール
もう一つはブルッ!と持ち上げたらロッドをそのままの位置で保ちカーブフォール。
「KUNAI(クナイ)」が他のメタルバイブと大きく異なるのはスライドダートだけでなく、「ヒラヒラとシミーフォールする」という点です。(上の動画の4:22〜)
シミーフォールするバイブレーションというのはありますが、そのほとんどはテンション抜いたフリーフォール中にシミーフォールします。
「KUNAI(クナイ)」の良いところはカーブフォール中にシミーフォールするので、竿先にアタリが「コンッ!」と明確に出ること。
ストンと落とすのがいいのか?ヒラヒラと落とす方がいいのか?
「KUNAI(クナイ)」は2種類のフォールを使い分けてその日の反応の良い方を探せるテクニカルなメタルバイブなのです。
次回はクナイの使い方を更にもう少し掘り下げます。
後編へ続く