
まさにタイムリー!空に吸い上げられるライン、ロッドから発する音、これ危険サインです
西の空に暗雲が立ち込めたかと思えば、「ズゴゴゴゴッ…」鳴り響く轟音。
遠くに見えていた比叡山があっという間に真っ白の雨のカーテンに包まれて、その中にピシャッと稲光。
「ヤバい!コレはあかんやつ!」と思ったのはみんな同じタイミングだったらしく、琵琶湖に浮いていたボートが水柱を上げて一斉に避難のため走り出す。
もはや琵琶湖中で競艇レースが始まったかのような景色。
びわこ競艇では選手は1位を目指してボートを走らせるが、このなんちゃって競艇では自らの命の安全を確保するためにひた走る。
近くで雷が落ちようものなら、全員恐怖に顔を引きつらせせつつフルスロットルで爆走する命のレースなのです。
マリーナへ逃げ込むボート、橋の下に退避するボート。
どこの橋の下も退避してきた船でギュウギュウ詰め。
日に一度はこんな感じの状態になるのが最近の琵琶湖。
無事、雷雲は通過
数十分橋の下で待機し、天気が回復するのを待って釣り開始。
と思ったら…
ロッドの先端から「ジジジジジジィー」と変な音発生。
「あかん!まだ帯電してる!」
グリップの金属部分も「バチィッ」と静電気がスパークしてロッドを持っていられない。
キャストしたラインは静電気で空にピューっと吸い上げられ、水面に落ちる気配まったく無し。
遠くで再びピカッと稲光。
こうなったらいつ雷が落ちても不思議じゃない。
危険!早いとこ避難しないと!
と言いつつコレはブログネタになるかも…と呑気に動画など撮ってみました。
※危ないから絶対真似しないでください!
実際にこんな状況になったら、直ちにロッドを畳んで安全な場所に避難することをおすすめします。