釣果を出し抜くチャンス!寒くなったら巻こう。トランキルのタックルセッティング

変な話、KAESUのチャターベイトである「トランキル」は「チャターベイト」という感覚を捨てた人がよく釣れます。

もしくは「チャターベイト」を使ったことが無い人ほどよく釣れる。

書いていて言うものなんですが、なんやねんそのルアーは…となります。

シャローをガーッと巻いてリアクションで…とか、強い振動と金属音で…とかそういうルアーではございません。

スローに巻いて弱い振動を感じつつ、ボトム〜50センチくらいの層をレンジキープすることに全集中する釣りです。

つまり、ハッキリ言って冬にも向いている。

あんまり活発には動きたくないけど、餌は食いたいヤツらの目の前を、テッテッテッとゆっくり泳がせてやること。

目の前をシャーッとハイスピードで横切らせるのも今時期のひとつの釣り方ですが、水温が下がるほどに魚の動きは鈍くなる。

年が変わる頃まではトランキルがかなり役に立ちます。

タックルが大事

スローリトリーブの弱い振動を感じとるためにはタックルセッティングが重要。

ラインは伸びの少ないフロロカーボンがおすすめ。

太いシングルフックをしっかり貫通させるために、14〜16lbは欲しいところ。

リールは普段扱い慣れているギヤ比でいいです。

ローギヤよりかはノーマルやハイギヤの方がなんらかの変化を感じ取りやすいし巻きアワセもやりやすい。

一番大事なのがロッド。

グラスや低弾性巻物ロッドは向きません。

弱い振動を最大限感じ取るために、竿先が少し入ってプルプルと震える高感度なロッドがベスト。

テキサスリグを使うような、ボトムの変化を感じつつ繊細に操作できるタイプロッドをそのまま流用するのが良い。

EXファーストやファーストテーパーのロッドで、竿先は入るけど強いバットパワーでしっかりフックを貫通させられるもの。

6f後半から7f前半のMHクラスを普段使用しています。

ハードボトムにゴリゴリ当てたり、ベタ底で砂煙をあげつつ巻くような使い方も実績高し。

寒くなったらトランキルをお忘れなく。