泣きどころも払拭。かなり使える【RANKA】シングルブレード化のススメ

シングルブレードのスピナーベイトが大好きです。

中でも一番好きなのはシングルコロラド。

20代前半の頃、大雨の後の濁った川でシングルコロラドを使っていてとんでもなく気持ちのいい釣りをした事がありまして。

使ったのは1/4ozのシングルコロラド。

ブレードの明確なトトトトッという振動を頼りに巻いて、ロッドティップにアタリはほとんど感じないんだけど、ブレードの振動がフッと消えた瞬間にビシッとアワセると乗っているいう、やったった感満載の釣りです。

かなり連発しました。

流れのヨレにルアーが入るとロッドティップに伝わる引き抵抗と振動が軽くなるのを感じ、あっここで食うかも…という所でブレードの振動がフッ…と消えビシッ!

ブレードの振動が伝わらないスピナーベイトだったら、バイトに気づかない場合もあるかもしれません。

あとは

琵琶湖で覚えたシングルウィローのフォールの釣り。

春のシャローのアシ撃ちでアシ際にカーブフォールで落とし、食わなければそのままスローに巻き水中に隠れている枯れたアシの株の塊にコンタクトさせ、抜けたらカーブフォールさせてまた巻くという釣り。

アシの枯れた株の塊のような2〜30センチくらいしか高さのない水中ストラクチャーでも、短い距離で瞬時にブレードが回転しつつカーブフォールに持ち込めるのはシングルウィロー。

タンデムコロラドやダブルウィローだとテンションの緩いカーブフォールではブレードが回りにくく、なるべくアシから離さないようにフォールさせるにはシングルウィローが向いています。

なぜ作らない?シングルブレードのスピナーベイト

RANKA(ランカ)を作る前にも、作った後にも、シングルブレードをやろうとはしたんですよ。

でもやめました。

たった一つの泣きどころ。

チョット尖りすぎている…ということ。

もちろんブレードは1枚なので、見た目も尖っている。

なんだかパッと見寂しい。

まとめると、この見慣れない感じが実に取っ付きにくいんだろうなと。

 

1枚より2枚の方が釣れそうな気がするとか、お得感とか。

現状、シングルブレードをラインナップしているメーカーがほとんど無いのはそういう事なのかもしれないなと勝手に思ったり。

そんなわけで断念したのですが…。

買ってまでは…。だけど、ちょっと試して見たいと言うそこのアナタ朗報です。

構造上りングで繋がっており、これを茶々っと取り替える、いや外すだけで簡単にシングル化

RANKAでも【シングルウィロー】は作れます。

前ブレードのスプリットリングを外せばいいだけですから。

ちなみにRANKAのリアブレードはとってもシングルウィロー向きなブレードです。

薄く、水をよく噛んで回転の良いブレード。

ラインテンションを抜いた瞬間、瞬時にブレードが回転してくれます。

エビモのような縦ストラクチャーに魚がついている時期でもありますので、フリーフォールやカーブフォールで落とし込む釣りにはもってこい。

フロントブレードの方は分厚く細いブレードで、フォールではやや回転しにくいかなという感じ。

アピール力を落として速いスピードでサーッと巻くような使い方はフロントブレードの方が向いているかもしれません。