ビッグベイトシーズンの裏側で密かに成立している⁈初夏のマイクロベイトパターン

ルアーのテストのため琵琶湖に注ぐ小さな川の河口へ。

一通りルアーのテストを終えた後、ふと横を見ると軽くロクマルは超えていそうな魚体がゆらり。

あまりに近すぎてキャストの動作で逃げられそうだったので、無理に動かずしばし観察。

時々ハスやコアユが通り過ぎるものの、そちらには目もくれず何やらボトムを凝視しています。

何を気にしているのかと思いよくよく見れば、小さなヨシノボリらしき小魚があちこちに。

時々ピュッと逃げるヨシノボリを器用に追い込み、スパッと吸い込んでいました。

これだ!と思い…。

慌ててプロトの最軽量の【クナイ4g】を取りに戻ったけれど、すでに遅し。

どこかへ泳ぎ去った後でした。

どのカラーを投げようか迷って持ってきたギルカラーですが、これがまたヨシノボリにそっくり。

縞の入り方といい色合いといい、ヨシノボリカラーと言ってもいいくらい。

ヨシノボリ自体はせいぜい1〜2インチ程度とかなり小さいのですが、動きの速いハスやコアユよりも捕食しやすいのかもしれません。

逃げるヨシノボリはクナイのピョンと飛び跳ねるアクションそのものでした。

初夏の極小メタルバイブのパターンみたいなものがひょっとするとあるのかも?