グリパンにチャートとオレンジの美味しいトコ取りカラー。KUNAI(クナイ)1/8ozカラーエピソード #11 ホットクロー

ホットタイガーではなく、ホットクローです。

模様がザリですから。

セオリー通りにと言ってはなんですが、濁りがある時に使うカラー。

ホットタイガーは背中が黒ですが、こちらはグリパンになっております。

チャートとオレンジの膨張色で視認性は確保しつつ、グリパンを取り入れた美味しいとこ取りカラーです。

ホットタイガーが釣れるという話はよく耳にします。

どうしてホットタイガーが釣れるのか分かりませんが、個人的には明滅効果ではないかと思います。

サイドのチャートと背中の黒は真っ向真逆の色。

ルアーがローリングする事で激しく明滅。

全身チャートのルアーよりも視覚的に捉えやすいというか、目立つというか。

バスから見ても、めちゃ動いてますなーって感じるカラーなんじゃないかと思います。

あくまで人間目線の話ですが、ルアーの試作品をスイムテストする時の話。

試作ルアーに塗装する時間がない場合、それでもアクションをしっかり確認したい場合にどうするかというと、背中に黒マジックで頭からお尻まで太い線を描きます。

ルアーがアクションした時にサイドの無塗装の部分と背中の黒線の明滅がどの程度ロールが入っているか、ウォブリングしているか確認しやすくなるのです。

もう少し時間に余裕があれば全身チャートに塗った上で背中だけ黒に塗装。

これで多少濁りが入っていても風波があろうともルアー全体の視認性は良く、ロールやウォブリングの入り方もしっかり確認できるようになります。

と言う事で…。

バスにとっても、ホットタイガーとは同じようにルアーを視覚的に捉えやすいカラーになっているんじゃないかなと思います。