気難しいミッドスポーン。攻略の鍵はロップホッグヘビダン
スポーニング真っ盛りな季節になりました。
ミッドスポーン、つまり産卵行動真っ只中なので、捕食というより威嚇バイトが多くなってくるタイミングです。
捕食行動をとる魚がゼロになるわけではなく、プリやアフターも混じって釣れますし朝夕まずめはベイトを追い回している魚もいます。
困るのは太陽が完全に上がりきった真っ昼間。
バイトは無く、さてそろそろ帰ろうか…なんて相談しだす頃。
そんなタイミングでのお助けリグがロップホッグのヘビダン。
シンカーは3/8ozや1/2oz。
リーダーの長さは30センチほど。
このロップホッグ、ご存知のように爪先端がパカッと開いてブルブルとバイブレーションします。
シェイクすれば爪が水を受け、先端の触覚部分がビビビッと震えてアピール。
小爪もパタパタとはためき、ホッグ系ワームの中でもかなり細かな演出ができるワーム。
ミッドスポーンの魚に激ハマりです。
これで狙うべき場所は底の硬いところ。
スピーディーにズルズルとズル引いて底がヌルッとした泥ではなく、砂利や石が混じるようなロッドティップにゴリゴリという感触がある場所を探します。
何かに引っ掛かったら止めて、揺すって止めてをしばらく繰り返し、バイトがなければ次の引っ掛かり探し。
広い範囲で底の硬い場所が見つかるなら早いテンポでどんどん探りながら釣っていけばいいのですが、頻繁にポイント移動できない所ではじっくり腰を据えて同じ場所を長く探るのも一つの手です。
テリトリー意識が強くなるタイミングですが、魚がルアーに反応する範囲は極小範囲。
ここぞという場所では移動距離を抑え時間をかけてせひ誘ってみてください。