全く空気を読まないサイズ!!コテツ。

ジャイアントベイトやビッグベイトが全盛の最中、なんでまた「時代に逆行したサイズ」を作成しているのか・・・本当へそ曲がりな・・・等々色々なご意見があるかと思いますがチョットお付き合い下さい。

 

空気を読まないサイズの馴れ初め

実はコテツを開発するにあたって、シルエットとサイズのイメージは明確に持っていました。

ルアーの大きさが大きくなれば集魚力は格段に上がり、少々の天候でもその集魚力はキープされます。

例外はあるかと思いますが、そこでバイトしてくる魚というのは捕食では無く、威嚇が多いのではないかなぁと。

その時、数年前の記憶がふとよぎりました。偶然にもS字系ルアーで釣ったバスが口から140mm程のオイカワを吐いたのです。さらに、このバスは58cm程の傷の全くない綺麗な魚体で、丸々太ったフットボール体型であった事から、こんな魚が食ってくるのか!?と衝撃を受け。直感的にこの魚はルアーで釣られた事が無いのでは??と思いました。

こういった類の「活き餌にしか反応しない(反応しにくい)ビッグバスを仕留める」べく、KAESUなりのライブベイトを作って見よう企画がぶち上がったのでした。

じゃあ、大きさはどうすんねん!!という問題は、一度見てしまったものは簡単に脳裏から消せる訳も無く、以前バスが吐いたオイカワを再現するべく140mm~150mm程の細身シルエットを基準にサクッと決定!ボディーはマサムネ同様に、「魚」に近づける為に中身が詰まった材料で行こう!と、とんとん拍子で決まり今までに無い快調な滑り出し!!

やっぱりノリにノッている時は、サクサク決まっていくなぁと自画自賛していたのもつかの間・・・・。

これが地獄に向かって走っていっている事も知らずに・・・。

※当分こいつにかかりっきりになってしまいKAESUが停止しているのでは??という心配をお掛けする事態になるという・・・本当スイマセン。