魚は身が詰まっている!!ボディー材料もちろんアレっしょ!?
奇妙な程に、サクサクとボディーサイズが決まり、次はボディーの材料選定です。
中空ボディーのプラスティック製もメリットはたくさんあって良いのですが、お題が「KAESUなりのライブベイト」という事もあり、魚は身が詰まっているでしょ!?を再現するべく、ルアー内部に空洞を無くし、かつ浮力もある、「発泡樹脂製のソリッドボディー」をチョイス。着水音も出来るだけホンモノに近づけたい!というコダワリはマサムネ同様。
これがまた悲劇を生む種となる・・・。
嵐の前の静けさ
この時は、現在の様な背針仕様ではなく、一般的なトリプルフックを装着し、スローシンキング設定にて試作を行っていました。工場はマサムネでもお世話になった、ルアー一筋うん十年、発泡樹脂ルアーのスペシャリストオカダさんのところです。ボディーサイズも多大に影響し、「スイミングからのフッキング」には問題有りませんでした。
より良くする為に、スイミング姿勢をもう少し改良しよう!という事になりました。さて、修正サンプルもサンプルアップし、ワクワク、ドキドキのテストです・・・・・・??・・・・・。
ヽ(゚ロ゚; )ギャアア—–ッ!!
修正サンプルの動きと浮力が全部チョットづつ異なる・・・。なぜかの「不・均・一」。5本ほど作成しただけでこのバラつき具合は・・・血の気がスゥーーーッっと・・。内心、「オカダさんホンマ頼むわ・・・・、そこちゃんと見といてくれんと・・・」と。
この事をすぐさまフィードバックした上で、スペシャリストオカダさんが再三の注意を払った上で試作してもうまく行かず、みんな頭の中が「???」に。
原因究明と解決策を求めるべく、オカダさんの工場で「あーでもない、こーでもない、あーしたら?こーしたら?」と相談しながら、均一になる様に調整を行うのですが、なんだか思ったとおりにいきません。いや、むしろ全然うまく行きません・・・。
終わった・・・いや、オワタ・・・。