魚は身が詰まっている・・・素材はもちろんアレ??オカシイナ・・・
ルアー一筋うん十年発泡樹脂のスペシャリストオカダさんをもってしても、解決の糸口がなかなか見出せません・・・。
※オカダさんは実は発泡樹脂だけではなく、ルアーに携わる色々なもの(バルサを削ったり、リップまで作ったり本当イロイロです。)を作成でき、かつルアー作成に必要な機械まで自分で設計、作成してしまうと言うすんごいエンジニアなんです。
導き出された、出た結論・・・
これ全部ボディーのサイズに関係しているという事が判明
( ̄□ ̄;)!!
原因①: 発泡樹脂素材の性質もあり、このサイズで発泡樹脂の浮力を完全にコントロールし、スローシンキング設定にする事が非常に困難。(ボディーに均一に発泡樹脂 を発泡させなければ、ウェイト調整前のこのボディーが前下がり、後ろ下がりになったり、全体の浮力自体がバラついてしまう。。)
原因②:ウェイト調整(ウェイトのほんの少しのズレやウェイト自体の個体差等)がモロにボディーに影響を及ぼす。(テールを含めてコテツは150mm程となっている為、純粋にボディーだけだとおおよそ120mm弱)
そうです、魚に近づける為にチョイスした中身に空洞が無いソリッドボディーですが、スローシンキング設定にするので、それにしてはには小さすぎ・・・。サイズ的にもう少し大きくなれば、何とかコントロールできるのですが、コントロールできるミニマムサイズより小さいと。我々ではココが限界かと・・・他のメーカーさんであれば難なくやってのけていらっしゃるかもしれませんし、ひょっとすると同じ様なご苦労をされたメーカーさんもいらっしゃるかもしれません。
※スローシンキング設定にする場合、浮力が無いものや足りないものに浮力を付けて行く事は難しい為、浮力のあるモノにウェイトを込めてゆっくーり沈むように調整していっています。
傷心の状態でモノ自体がお蔵入りの可能性も視野に入ってくるというダブルパンチ・・・。
結局、サンプル第一号が突然変異でとんでも無く優秀だったと言うことも判明(-.-;)
気持ち「ドヨーーーーーン・・・・」、そして「ショボーーーーーン・・・・」