難易度MAX!!アシストフックとの戦い!
どうやったら出来るかサラッと考えてみました。
①ヒートンを打ってボディー直付け→×絶対破損・・・どう考えてもヤバスギル。
②おっ、フロントフックみたいにワイヤーは?→×アイからワイヤーをリアまで引くとなると、ジョイントの上を通ってワイヤーを引くことになる為、動きに干渉する可能性大。別の場所から引く事も考えましたが・・・現実的では無い。
③じゃあどうする?→○何とか絞り出して、「内蔵」させる・・・。
絞り出す・・・しぼり出す・・・シボリダス・・・シボ・・リ・・出テコズ・・・・
そうだ、あのヒトに相談して見よう!現実から逃避しよう!人間だもの・・・。
ヨシダくんという漢
このヨシダくん、釣り一切しません、ルアーの事さっぱりわかりません・・・・。
が、樹脂やアルミニウムを削り出す事はもちろんの事、大手家電メーカーの筐体(簡単に言うと入れ物です。例えばノートパソコンとかタブレットとかの外から見えている部分です。)のプロト段階の設計も得意としているので、ルアーの内部構造でもその能力を遺憾なく発揮して、大体こんな感じと言っただけでおおよそのモノ、いや、もはやドンピシャのモノが出来上がってしまうというとんでもないヒトです。とんでもないヒトの下にさらにとんでもないエンジニアのセイケさんというヒトもいてるので頼もしさはもはや2倍・・・いや、2乗!!
パッと見からも漂ってくるのですが、ヨシダくんはチョット血の気の多そうなニオイがします・・・(おそらくどこかのタイミングで皆さんが目にされる機会があるかもしれません。お楽しみに。)ただ、仕事はピカイチです。
切削&設計のマイスターヨシダくんをもってしてもナカナカ難解な問題です。ヨシダくんの工場で全員で悩みに悩み抜き、誰かが「こんな方法どうです??」と言えば「いやこれは、ココがこうなるから無理やわ~」とか「あ~でもない、こ~でもない」と煮詰まり、煮詰まりすぎてカラメルぐらいまでになり・・・焦げ付き・・・どうしようも無くなり、険悪な空気が流れた様な気がします・・・汗。
矛盾
どうにか出来ないかガッツリ考えてみました。
どう考えてもおかしい・・・。
だって、フロントフックはボディーに内蔵すると、負荷がかかりすぎて破損してしまう可能性がある。また、フッキングもワイヤー式の様に追従しない為、掛けにくくなってしまう。
ナ・ノ・ニ・・・・リアフックハ、内蔵シナケレバナラナイ・・・
なんだったら、フロントフックよりスペースは無く、しかも細い。構造上の難易度がMAXになっている~!!!
ギャアアアアアアアギャァ━━(゚Д゚il!)━━ァァ!!!
何で生まれたのでしょう??もうその時は混沌としていて全員何が何だか記憶が定かではありませんが・・・
つづく。