遂に、やっとこさ特許取得できました!!長っ・・・。

実に長い・・・。特許を取得するまでこんなに時間がかかるんですね。知らなんだ・・・。そう、出願したのは今から4年前の6月。シャッドテールワーム「TORA(トラ)」のジョイントパーツとして生まれました。スイミングジグでこのTORAを超デッドスローで動かしてもテールを動かすというコンセプト。通常のシャッドテールワームでも、テール部分のクビレを細くして行く事により、理屈では近しい効果は得る事ができるかと思います。
ただ・・・ココまで細くする事はイロイロな意味で厳しいかと。仮に細くワームが出来たとしても、投げるとちぎれる可能性が・・・(モノのサイズにもよりますが。)。琵琶湖で使用するにあたって、そこそこのボリュームは必要。これ、何とかできないかと。そこで、ワーム単体でクビレを細くすることは厳しいと判断し、では、「ワームを一旦カットして何か別のパーツでジョイントしよう!」と。

そこで生まれたのがジョイントパーツで、やっとこさ特許の取れた「KAM(カム)」

KAM(カム)って何だ??これは「KAESU ACCELL MOVER」の略語です。このKAMでジョイントした際に、一般的なワームと比較して、「より動きを加速させる」事ができるという意味を込めています。

気になる方はコチラ→TORA&KAM

ザッと説明すると・・・こんな感じです↓↓↓

1mmのスレッドで繋がれたテールは、一般的なテールの“スイング”とは異なる“回転”を実現。スレッドの捻じれが限界に達すると、ノーアクションだったボディが横倒れするヒラ打ちを見せ、再びテールが逆回転するアクションを繰り返し、ソフトな極小ブレードやプロップとも言える効果でバスを惹きつけます。スイミングジグでのデッドスローリトリーブやライトテキサスを始めとした軽量リグでのカーブフォールでも機敏に反応し、テールが確実にアクションするため、スローリトリーブがカギとなるタフコンディション下で特にその効果を発揮します。

IMG_5029111KAM(カム)をジョイントするとこんな動きが!!

実は作るのが難易度が高く、生産にも手間がかかるというシロモノ・・・汗

このKAM、左右のスパイク部分は硬いプラスティック素材で出来ています。そして、左右のスパイクを真ん中で橋渡しをしている部分はエラストマーで出来ています。素材と硬度の異なる素材をこの小ささで合体させているんです。

矢印形のスパイクの形状や弾性等何回も素材を変えてテストし、また真ん中のエラストマーも硬すぎると動きを殺し、柔らかすぎると破断してしまう為、こちらもエラストマーの硬度を変えて・・・と「匠の型職人 ヤノさん」のところでアレコレしていたのが、つい先ほどの事の様・・・。

もうそれ、4年以上前の話なんですね・・・汗。釣具屋さんで見かけたらチョットそのあたりも注目して見ていただければ幸いです!

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