真冬のスタンダード!?コテツ×デッドスロー=57.5cm

昨晩、仕事終わりに琵琶湖に行ってきました。風も穏やかで釣りやすそうな感じ。ええ、寒さは折り紙つきですが・・・汗。春から秋には釣り人で賑わう北湖の浜は今は誰もおらず貸し切り状態。さて一体何を投げに行ったかと言いますと「コテツ」です。ボトムです。デッドスローです。

真冬のスタンダードな予感。

ひたすらコテツをキャストしボトムを感じながらデッドスローで巻き続けます。時折シャクってみたり、ロングステイを織り交ぜたりしながら怪しいスポットを行ったり来たり、行ったり来たり、行っ・・・、デッドスローで巻き続けること1時間ほど、竿がクンクンと小突かれました。上がって来たのは57.5センチのええサイズ。冬といえどもこのサイズくらいあるとなかなかの引きをしてくれます。

普段根掛かりに苦しむ底の荒いスポットでも根がかることなくストレスフリーに釣りができました。なんと言いますか、リップがバンパーの役割をして障害物をかわす感じとはまた少し異なる、スルリと抜ける感じです。食い上げバイトに対して背針は魚目線から言いますと、魚→コテツのボディ→フックという順番になります。これに対してトリプルフックの場合は、魚→トリプルフック→ルアーのボディとなるのでこれは掛けるのに難度が上がります。

でもボトムの場合はどうでしょう??トリプルフックのルアーでもボトムべったりトレースと行きたい所ですが、実際は根がかりからのロストというリスクがありなかなか攻めあぐねてしまいますよね・・・汗。ボトムをトレースした場合の位置関係はコテツと魚は同じレンジ、若しくは魚の方がコテツより上というポジションになり、フックは魚に近い為フッキングは自ずと掛かり易くなります。掛かってしまうと後はポン!とフックが外れてフリーになり、貴重な一匹もバラシにくい。

フックシステムだけでは無く注目していただきたい事がもう1点。

スイミング姿勢。ボトムでの姿勢は頭下がりでややお尻を上げている状態です。デッドスローで巻いていて「何か」障害物に当たった時はもちろんの事、ステイしている時でも湖流なんかの流れのあたり方や少しのラインテンションでジョイントがフワフワッと漂い、動くので強すぎない絶妙な「弱さ」を演出しています。

何だか寒い冬でもチョットやってみたくなりません??どうでしょうか?

ちなみに、味をしめて朝イチに同じスポットを今度はマサムネで水面下をデッドスローに引くと水面にモワッと波が立ちマサムネが消えるも針がかりせず・・・涙。さらに50後半がチェイスするも見切られただけで朝の部は終了となりました。