本日もKRK205のテスト品の作成。内部ウェイトの重さを変えたものを数タイプ作成してアクションや浮き姿勢、浮力を微調整。
「KRK205」は可変ウェイトシステムによってタングステン球を最大4つまで入れるとシンキング。3つにすればスローフローティングという重さ設定にしています。
こんな設定も可能となる訳です。
うまく調整すればスローフローティング時にはリールを巻かずとも、フロロカーボンが沈むわずかな抵抗だけで水面をユラユラとS字を描いて動きます。
ウェイトを決める上で気をつけないといけないのが水温と浮力の関係。
今現在の水温は大体5~8℃。一変して、真夏は30℃くらいまで上がります。
水温が上がればルアーは浮きやすくなるので、今ベストなセッティングを出してまうと、ハイシーズンには浮力が高すぎるということも。
欲を言うとハイシーズン中にウェイトをもう一度見てみたい所ですが、そんなコトを言い出すとキリが無くなる。悠長に水温が上がるのを待っていられないので、真夏にウェイト設定したデータと比較しつつ、真夏を想定した20~30℃の水槽と極寒の琵琶湖を行ったり来たりしながらウェイトを調整しています。
温水プールでも借りられたら冬場のスイムテストも楽なんですが…