
ようやくまとまった雨が降り、やっと梅雨の気配がしてきました。
ようやく洗堰の放水量が増え、魚もどんどん浮いてきそうな気配。
夕方に浜へ出てKRK205を数投し、薄暗くなってきたので帰る途中、ふと川の中に目をやるとくるぶしほどの浅瀬でビチャビチャと飛沫が上がっていました。
よくよく目を凝らすと・・・
婚姻色の出た「KRK205」がびっしりと瀬の中を泳ぎ回っている。
慌てて玉網を取ってきて、魚影の濃い部分に網を突っ込むと良型の「KRK205」もとい「ハス」が3本入りました。
大きさはちょうど「KRK205」と同じくらい。
産卵のため河口に集まり、増水したタイミングで一気に遡上したようです。
うまくタイミングが合えば、このハスの群れにボイルするデカバスに巡り合うことができます。
ハスパターンってやつですね。
ハスは水中を泳ぐスピードは速いですが、水面に追い詰められてピョンピョンとイルカのように飛び跳ね出すと途端に失速します。
沖から岸に向かってハスを追い回し、水面に追い詰めて失速したところでバイトするのがバスの定番の捕食方法のようで、あちこちの河口でこの光景を見ることができます。
つまり水中を泳ぐビッグベイトより、水面を泳ぐビッグベイトの方がバイトしやすいってこと?
ライキリのボールウェイト0、ハイフロートのパニックアクションがまさにそのアクションなのです。
もしくはグリグリグリっと高速巻きして、ハイフロートで水面にポカンと浮かすストップ&ゴーも良さそう。
早速明日試してみようと思いながら帰路につくのでありました。