今年の琵琶湖南湖はワカサギが大量発生。アイツがマッチザベイトなんです。
最近の琵琶湖はI字系ルアーが流行っているようです。
毎年秋には産卵を控えたコアユが浅いレンジに浮いてきて、水面まで伸びたウィード周辺でボイルが発生。
そんな状況でI字系の出番となるわけですが、今年はだいぶ早いタイミングでI字系ルアーが釣れ出しています。
その理由は珍しく南湖に大量発生している「ワカサギ」。
昔から南湖にはワカサギが居たらしいですが、そんなに量が多くなくあまり知られていなかったそうです。
夏の高水温がピークを過ぎ、朝と夕方にワカサギが水面下に上がってくるタイミングでボイル発生。
そんな状況でI字系ルアーがはまっています。
「タイニーマサムネ」のテストにはもってこいで、水面下をススーと引けばワラワラと群れになってバスが湧いてきます。
今日はテールの硬度を決めるためのテストに出ていて、ワカサギが目視で確認できるポイントで40後半を2本と40くらいを1本、ノラないバイトが3回。
ルアーが小さいだけに丸呑みかと思いきや、コツッと触るだけのバイトがあり意外にフッキングが難しい。
水面には大きな尾ビレがバシャッと出でいるのが見えたので小バスのバイトでないのは確かです。
風が吹いて水面がザワつくくらいがバスからこちらが見えにくく、足元までチェイスしてくれるのですが、風が強くなって荒れてくるとノー感じなI字系は存在感の無さと引き抵抗の無さで途端に扱いにくいルアーになってしまいます。
「タイニーマサムネ」の良いところは、テールが微振動と適度な引き抵抗を生み、風波が強い状況でもしっかりと魚を引っ張って来てくれるところ。
深いレンジの魚もしっかりその存在に気づいてくれるはず。
このテールの硬度が釣果に影響する重要な部分で、現在その微調整中です。