
少し間が空いてしまいましたが、以前KRK205の3フックセッティングについて少し触れました。
これから冬に向かってどんどん水温が下がり、低水温期に入ると極端にバスのスピードが落ち、フワッと触れるだけのショートバイトが多くなります。
ちょっと気が早いですが、低水温期の数少ないバイトを確実にとるため、改めて3フックセッティングをおさらいです。
それではどうぞ。
KRK205の最初のフックセッティングは前後共に#1/0が装着してあります。
3フックで使う場合のフックは、フロント#1/0、真ん中#1、テール#1にサイズダウンしてください。
真ん中とテールの#1フックのオススメはオーナー[ST-36BC ]です。
#1/0を3本でもいけなくはないですがフックの重量で尻下がり気味になるので、やはりサイズダウンしてフック自体の軽量化が必須。
3フックにするとフックがラインを拾って泳がなくなる「エビ」状態になる確率も上がります。
「エビ」を防ぐためのコツはラインテンションを抜きすぎないこと。
ミノーをジャークするようにロッドを弾いてジャークさせ、最後に完全にラインテンションを抜く動かし方ではルアーがターンしやすく、「エビ」になる確率が高くなります。
ジャーク後にラインテンションをかけ気味にする事で「KRK205」は横方向に大きくスライドダートします。
この辺がリップ付きのジャークベイトとジョイントのあるジャークベイトの大きな違い。
一度コツを掴んでしまえばほとんど「エビ」になることなく扱えるようになります。
もちろん低水温期以外でも3フックセッティングは頻繁に使います。
激しくアクションしたい時は2フックで、ノリを重視したい状況になれば3フックという感じで使い分けてみてください。