タイニーマサムネ秘話「ボディサイズはこうして決まった」

Tiny masamune(タイニーマサムネ)

遡ること2年と数ヶ月前。

オリジナルサイズのNEWマサムネを生産に向けてテストしている頃から、タイニーマサムネも開発をスタートしていました。

当初は全長130mm前後で開発スタート。

オリジナルサイズのマサムネと使用感は全く同じで、ベイトタックルでストレスなく投げられる最低限度のウェイト、そんな感じのものを作りました。

いかんせん作ってみるとこの「130mm」というサイズは食わせやすい大きさではなく、かといって集魚力と飛距離がオリジナルサイズよりも劣るという中途半端な印象。

正直な感想を述べると、「うーん微妙」

いつのまにやらスルッと消えてしまいました。

少し間が空きふたたびタイニーマサムネ企画が立ち上がった時、「いっそ魚に違和感を与える事なく食えるサイズまで落としてみる?」という話になり思い切ったサイズダウンを図ることに。

サイズダウンするにあたり条件が一つ

「大型の魚と少々強引にファイトしてもフックが伸ばされないこと」

ということはある程度の大きさのフックを選ぶ必要がありました。

目星をつけたのは70mm80mmというサイズ。

これより小さいとフック自体がかなり細いものを使うことになります。

実際に70mm80mmという2サイズを春の琵琶湖で投げくらべたところ、80mmの方が圧倒的に魚を引っ張ってくる力が強いことがわかりました。

わずか10mmの差ですが、ボディの太さも変わるので80mmの方がかなりボリューム感を感じます。

ちなみにテスト時、あちこちに泳いでいたのは50mmほどの氷魚。

マッチザベイトという点では70mmの方が近く一口サイズで釣れそうな感じもしたのですが、軍配が上がったのは80mm

バスは効率良く少しでも大きいベイトを食いたいんじゃないの?とか色々考えましたが答えは出ず。

結果としては両サイズトライアンドエラーを重ねて行った結果、少し大きめの方が反応が良かったのでこのサイズをベースに開発を進めることに。

マサムネテールはつけない予定だった

サイズがサイズだけにシンプル化しよう。

最後尾にはテールフックで!という予定でした。

テールをフェザーにするか、それともフェザー以外の別な素材でヒレっぽく見せようか?

シリコンシートみたいなモンでヒレの形に切って

色々やりました。

結局は出た答えは、「マサムネテールがないとマサムネしてなくない?」

ビビビーという微細動アクションがマサムネのオイシイところ。

これを採用せずに何を採用しましょうか。

エラストマーのマサムネテールをつけて全長は100mm

これがタイニーマサムネのサイズが決まっていった過程。

オリジナルサイズの様にデカイ魚のみに絞ってというものの対極、デカイのも釣れるが小さいのも釣れる。根こそぎいただく釣れるルアーに仕上がりました。