驚異的なV字回復。鼻がもげたルアーのその後。

先日の悲報からお察しいただけるかと思いますが、コレ例の鼻がボキッと折れたプロトタイプ。

その後、塗装してみたらいかにもアユな感じになりました。

「キミなかなかいい顔してるやんかー。」

と、しばし悦に入っております。

何を隠そう、実は今回けっこう手こずった

顔彫りは自体は好きなんですけど、実はアユの顔を彫るのが苦手。

魚の中でもわりと特徴的な顔立ちのアユ。

あの白いクチビルが、いざ作るとまあまあ難しいのです。

何回彫ってもタラコ唇みたいになってしまいどうも変な感じ。

まったく上手くいかず、「いっそ別な顔にしてしまうか

とか考えたけれど、試練だと思って最後までやり抜きました。

なんとか形になってヨカッタヨカッタ。

ルアーの顔彫りに時間を掛けたところでハッキリ言って、釣果にはほぼ関係ないと思います。

でも人間のモチベーションを保ったり、所有欲を満たしたり、そういった部分には少なからず影響が出る。

スーパーリアルなルアーもあれば、目だけ貼ってあるシンプルなルアーもある。

よくよく見ればそのメーカー独自の「味」がでる面白い部分なのです。