120mmはオリジナルでは無く、タイニーマサムネの系譜。

タイニーマサムネを少しサイズアップ。

タイニーマサムネを作る以前にも、130mmクラスのマサムネは何度か試作していました。

オリジナルのマサムネを基準にしていた為、小さいと言えば小さいのですが、想像以上に食いが渋かった・・・汗。

本来はワッショイ!ワッショイ!ヤベー!!なんて事になる未来を思い描いていたのですが、現実とはこんなもんでして。

意外とサイズはシビアだぞ、世の中はそんなに甘くは無いぞと言う事を思い知った訳です。

ここから食わせに特化したものが全長100mmのタイニーマサムネ。

今回は130mmクラスの試作で辛酸を嘗めるた思い出を活かしつつ、サイジングのボーダーを見極めました。

サイズに伴ってこの辺りにも気を使っていたりします。

①飛距離

特にオカッパリにおいて飛距離は正義です。

タイニーマサムネはよく飛ぶ方ですが、もう少し飛んでくれたらあのストラクチャーに届くのにということは時々感じました。

ボートから釣るにしても魚との距離は遠ければ遠いほどプレッシャーが掛からず、釣りやすくなるのは周知のこと。

②存在感をもう少し大きくしたかった

タイニーマサムネでは存在感に少し物足りない時があります。

ローライトな時やベイトサイズが大きい時、濁りが若干ある時。

余程濁りがきつい時はリップつきのルアーに分がありますが、ささ濁り程度ならバタバタ動くものには反応しないことも。

水面下をスーーッと直線的に泳ぐアクションって食わせ能力としては目を見張るものがあります。

③強いタックルを使えるように

ライトなスピニングではとれない魚がいる事。

ストラクチャーのキワで掛けるとヤワなタックルではキャッチ率が極端に落ちます。

強めのタックルでそこそこ飛ばせて、掛けたら強引にストラクチャーから引き剥がしたい。

パワーのあるスピニングロッドなら言うことなしですが、パワースピニングって少数派な気がするので、みんな持ってるベイトタックルでストレスなく扱える大きさならなおよし。

以上のことをふまえまして

あくまでタイニーマサムネの系譜と言う位置付けです。

簡単に食えそうなサイズ感は残し、もう少しあと少しこうだったらという要素をギリギリ盛り込める辛酸を嘗めないちょうど良いサイズ。

これが120mmとなった訳です。

重さは1/2ozくらいになる予定です。