コレは禁じ手!?「KRK205」移動距離を抑えるチューニング
前回から引き続き、KRK205のイロイロセッティング紹介編。
スリーフックのチューンとウェイトチューンに加えて、「KRK205」のもう一つ覚えておきたい重要チューニングがジョイント角度チューンです。
ジョイントに貼ってある軟質パッド。
これにはジョイントのエッジを保護するという役割と、ジョイント角度を変えられるという役割があります。
ジョイントパッドを貼ってある状態のアクションはゆったりとした大きめのS字軌道。
これを剥がすことでピッチが速め、ややクイックなS字軌道に変化します。
で、です。これ何のためにやるかと言いますと・・・
<しっかり動いているけれど、なかなか手前に寄って来ない>状態にしたいのです。
具体的に説明しますと…
アシ際に着水して1mの間に2~3回S字アクションが入るのがジョイントパッド有りだとしたら、ジョイントパッド無しの方は同じ距離の中で4回、5回首を振らせたい。
そんなイメージでただ巻きよりもロッド操作やハンドル操作でしっかり左右に首を振らせて使います。
リーリングジャークで2、3回左右に首を振らせて真横にスライドダート。
ダートが止まるのを待ってさらにリーリングジャーク。
短い距離の中にできる限り多くアクションを入れるイメージで動かしています。
ツーフックよりもスリーフックチューンの方が若干移動距離が抑えられます。
小規模なフィールドになって来るとより威力を発揮するオススメのチューンです。
キビッキビッとクイックにジャークする時とゆったり首を振らせる時、両方試してみて反応の良い方を探ってみてください。
おいおい、ジョイントパッド剥がすのは良いけれど、貼りたくなったらどうしたらええねん・・・
そんな方もご安心を!ジョイントパッドはスペアパーツを販売していますので、紛失した場合はそちらをどうぞ。
一応、ご案内はしてはいるもののジョイントパッドを外してのご使用は自己責任でお願いいたしますm(_ _)m
チューニング前(デフォルト状態)
↓
チューニング後(ジョイントパッド除去)