KRK205をパッと見た時に、あれ??なんでまたこんなトコに?と違和感を感じた方いらっしゃったのではないでしょうか?
どうしてこの位置にフィンがついているんだと。
そんな妙なトコロに位置する「STABILIZER FIN(スタビライザーフィン)」にはKRK205のキモがいっぱい詰まっています。
どうしてこの位置にフィンがついているのか?
どうしてこの角度なのか?
ちゃんと理由があります。
サイドのフィンの役割り
サイドにつけるフィンというのは基本的にロールを抑えるためにつけることが多いと思います。
それから角度を変えることでボディを浮き上がりを抑えたり、逆に浮き上らせることも可能。
ジョイントビッグベイトなら普通は前のボディにつけることが多いけれどKRKは後ろボディにつけることを選択。
そしてスタビライザーフィンの角度は前下がり。
こうすることでスライドダートの距離が伸び、ジャーク後に水面へ向かってエスケープアクションしてくれます。
リップレスのジョイント系に多い動きとして、ジャークしたら下に突っ込んでもんどりうつアクションがあります。
これはこれでボトムにゴツッと当てた時にバイトが出るのでいいのですが、真横に飛んで欲しいのにジャークでグリンともんどりうってバスの目線よりかなり下の方に行ってしまう時は少しストレス。
もう少しアングラーが意図した通りにスライドダートのレンジの上下をコントロールしたいと思ったわけです。
続く