KRK205の側面のフラット面で水を叩き、捕食音と水飛沫を生み出すスラッピングウォーク。

うまく使えばスレスレのビッグバスも騙せると言うメソッドです。

ちなみに操作している感があってこれがまた非常に楽しい。是非やってみていただければと思います。

では、ご用意いただくモノとセッティングを。

KRK205をハイフロートセッティングして下さい。

KRK205はご存知かも知れませんが、リロードウェイトシステムと言うボディ内部にフロートボールとタングステンボールを4個装填する事ができます。

この、ハイフロートセッティング「ウェイト0（フロートボール4個装填）」はウェイト0（ハイフロート）～ウェイト4（シンキング）の5種類のウェイト設定の中では最もアクションにキレが出るセッティングです。

そのキレキレのスライドダートを生かし、「ウェイト0」はペンシルベイト的に使うのがおすすめ。

HPに貼ってある動画のようにイレギュラーにスライドさせるも良し、規則正しく左右にドッグウォークさせるのも良し。

小魚を追いかけ回す大型ベイトフィッシュか、はたまた水面に追い詰められたパニックアクションなのか。

思い返してみるとKRKで釣ってる大きい魚は「水面」が多いです。

「ウェイト0」は付属の樹脂製のフロートボールを4つ入れます。

樹脂ボールそのものは浮力のあるものなのでアクションを邪魔することはありません。

そもそもスラッピングウォークって…

水面系ルアーが音を出すために、普通はカップに頼るところ。

KRK205はそのフラットな側面で水面を叩く（スラッピング）ことで、バコッと捕食音的な音が発生します。

スラッピングウォークを上手くやるコツは、ルアーが真横を向いた瞬間にワンジャーク入れること。

ルアーがまっすぐこちらを向いた状態では音を出せません。

キャストしたら軽くチョイと動かして、ルアーを横にスライドさせます。

で、真横を向いた瞬間にワンジャーク。

連続でスラッピングウォークさせてもいいし、チョイチョイと軽く首を振らせてからのバコッでもいいのです。

この釣り方、ルアーの大きさに似合わず意外にも魚を騙しやすく、バイトの仕方も激しいのが特徴。

水面は魚からすればベイトを追い詰める壁なので、一番おいしいゾーンをバシャバシャやってるKRK205はバスの捕食をお膳立てしてるようなもんです。

時期的にも今が一番ハマりやすい時なので、是非ともトライしてみてください。