やってみたら凄かった。KIRIKAKE(キリカケ)のテールのフィンの向き

初期段階のプロトキリカケには縦フィンテールをつけていませんでした。

前から後ろまでズドーンとストレートなワームの後端を斜めにスカッとカットしただけ。

これはこれでメリットもあり、そのシンプルな形状を製品化するつもりでいました。

途中から毎度おなじみの「欲」がオーバーラップして行き少し、弱い部分を作れたらなぁなんて話しが出て、やってみたら凄かった。KIRIKAKE(キリカケ)のテールのフィンの向き最初は横向きフィンテールをつけたものを試作、そしてスイムテスト。

これでいいかなと思って、またあーだこーだ会議へ。

そもそもという話で他のワームを今一度思い起こしてみると…カットテールを筆頭に、あのワームもどこそこのワームも縦テールがついていているし、これらよく釣れる。

なので、縦フィンテールバージョンを1タイプ早速試作。

泳がせてみたら凄かった

切り欠け部分(パカッと開く部分)が水を受けて発生するバイブレーションにつられ、縦フィンテールも細かく左右にビリビリとテールを振るんです。

なんでしょう、ブルブルしつつ遅延してビリビリ的な。

その動き、もはやベイトフィッシュのテールの動きそのもの。

イサナと同じくして、ヤバいヤツできました。

フォールの時も、スイミングの時も、5cmほどの小さなリフトだって、ほんの少しの水流で勝手にブルブルと動きすぎるほどによく動くテール。

ストレートワーム+振動+縦フィンテール。

釣れる要素しかないです。

普通のストレートで食わなくても、コイツなら多分食っちゃうんじゃないでしょうか?

8月後半か?はたまた9月なのか?それくらいにリリース出来そうな感じになってきました。