KIRIKAKE(キリカケ)カラーエピソード「#09キャンディシュリンプ」

色々な部分を削ぎ落として説明すると<クリア系ピンク>というカラー。

ピンクってと馬鹿にしてはいけません。

コイツはかなりの実力派。

10年近く前の野尻湖

北海道から関西方面に戻る道中。

思い立ってフラッと立ち寄った野尻湖。

イトウとアメマスを釣った帰りで8.6ftのスピニングロッドしか持っておらず、ワームやフックは近くの釣具屋で適当なものを都合。

場所もイマイチよく分かってないので、とりあえず駐車場の目の前で釣りました。

時々回遊してくるスモールに向かって色々投げてみるものの、そう簡単には釣れない。

「釣れますか~?」「いや~まったく」などと近くの釣り人と喋りつつ、たまたま買ったクリアピンクのストレートワームをヘビダンで投げると、そこからスモールが怒涛の連発。

40後半クラスにぶっちぎられたりしつつ、1パックがあっという間に無くなるという事がありました。

その時まではピンク系のワームってあまり好きになれなかったけれど、帰って琵琶湖でも試したらまあよく釣れる。

よくよく考えたらナチュラルプロブルーの腹もクリアピンク系。

人間のイメージするピンクって奇抜な色ですが、魚からすると案外ものすごくエサっぽい見え方をしているのかもしれません。

そんなこんなで思い入れのあるキャンディシュリンプ。

シュリンプと名がついていますがボトムは名前のとおりザッツシュリンプ。これがまた中層スイミングでも良く釣れます。

中層で泳がせる場合はワカサギカラーになっちゃうなんとも1粒で2度美味しいカラー。

クリアな水質でよく使うカラーですが、ちょい濁りでも普通に釣れるよ!との声もあり。

是非ともカラーローテーションに組み込んでみてください。