巻物の秋、高速引きの秋、食欲の秋…

秋にも色々ありますが、ビッグベイトの秋も忘れちゃいけません。

春同様、秋もビッグベイトが釣りやすい時期です。

水温がちょうど良くなって活性が上がるのか？冬に備えた荒食いか？

魚の写真を過去に遡って見ていると、今くらいの時期前後をビッグベイトで釣ってる写真が目立ちました。

涼しくなって釣りに行く回数が増えてるというのもありますけどね。

良いタイミングなので今回は「KRK205」をピックアップ

KRK205の「もんどりジャーク（潜らせるジャーク）」についてなんにも書いていなかったなと思い出しました。

KRK205の良いところといえば、水平方向へのスライドダート。

水平もしくは上方向にダートする事で、壁や水面に逃げるようなアクションを意のままに繰り出せます。

思い通りに動かせるところが皆様の「これイイ！」という評価につながっている…と思ってます。

で、それはそれでいいんだけどS字系ビッグベイトに多いもんどり打つような下に突っ込むアクションもやっぱり時には必要だ！という場面も感じるようになりました。

それは「チョイ下のレンジを釣りたい時」です。

ボールウェイト４玉のシンキングにして、カウントダウンするのもひとつですが…

ジャークで潜らせた方が沈むのを待たなくていいし、ジャークする事でラインが沈むので足元まで深いレンジをきっちりキープできるというメリットがあります。

カウントダウンして巻いてくるだけだと、必ず手前にくるほどに浮き上がっちゃうので。

もんどりジャークのロッド操作

ロッドを短く鋭くグンッと弾いてください。

と同時にハンドルもクリッと回して糸フケをとる。

短く鋭くアクションすると、KRK205が横に倒れてもんどり打ちます。

言葉で説明するのって難しい…（今度機会があれば動画を撮ってこようかな…）

ボトムに突っ込むようなヒラ打ちをします。

これを連続でグンッグンッグンッとアクションすると下に突っ込んで突っ込んで～とどんどん潜っていきます。

ボールウェイト3玉か、4玉でやるのがやりやすいかと。

フルキャストしてカウントダウン無しで3～4mくらいまでは潜らせられます。

任意のレンジまで潜らせたら、後はいつも通りトントンスーと2～3回首を振らせてポーズ。

もしくは最初から最後まで潜らせるジャークを続けます。

コレが少し可能性を感じているのだけど、ギランギランともんどり打つアクションがマグナムスプーン的感覚になるのか？

それとも深いレンジでグワングワンとスライドダートするビッグベイトに見慣れていないから食ってくるのか？

ワームや巻物で深いレンジをやって釣れないな～という時に、KRK205を連続でもんどりジャークすると反応を得られることがたびたびありました。

まだまだ未知数な連続もんどりジャークですが、何かあるような気がして時々試しています。

何やってもダメだな～という時、お試し下さい。