ちょっと待ってバスにも使える! シンキングペンシルの引力③

個人的な熱量がかなーり帯びてきました、「なぜ釣れるにも関わらずバスには使われないのか?シンキングペンシル」と言うテーマでお届けしております。気がつけば第3回になっていると言う…。

早速ではありますが、バスに使いたいシンキングペンシル。

オススメはこちらの2本です。

イサナ6.5inchが混ざってるのはさておき

上からご紹介

・スライドベイトヘビーワン/スカジットデザインズ

文句なしによく釣れます。

ヘビーワンは90mmボディにウェイトが20gと結構重ため。

沈むのが結構速いので、巻くスピードも必然的に上がります。

遠投が効くので沖目でバフバフやってる魚を狙い撃ち。

ゆっくりと巻きたい時にはこれよりも軽い11gを使用。

・ブゥビィ/UZU

ブゥビィは流れのある川に使用。

巻くよりも流れに乗せてラインを張り、ドリフトさせて使ってました。

テールをあまり振らず、細かいヒラヒラとしたロールで泳ぎます。

本来はシーバスのドリフトの釣りのために作られたものですが、バスでも川の落ち込みの白泡部分をフワフワと漂わせるだけで結構釣れました。

ブゥビィを作っているのは、九州にあるUZU工房さん。

ルアーのネーミングセンスが個人的にツボだったりします。

そして一番デッカい魚を釣ってるシンキングペンシルは

・ブラボー13/MARS(すいません…ロストの為、画像ありませんm(_ _)m)

ブラボーはワーム素材でできているシンキングペンシルというかスイムベイトというか。

ワームボディですが他のシンキングペンシルと同様に、お腹にトリプルフックがぶら下がっています。

このルアーは3月のにおの浜で、遠投してボトムスレスレをスローに巻いて使っていました。

手元にブラボーが残っていなかったので画像はありませんが、柔らかいボディとピンテールの動きが効いているのかも

気になる方はぜひ画像検索してみてください。

ボトムをスローに巻くという使い方のため根掛かりが多く、いっぱい買ったけど一個も残ってません。

めちゃくちゃ釣れるんだけどな~。

引っ掛からなくて、ボトムをスローに巻けるシンキングペンシル欲しいな~なんて思ってたら

「あっ!そういえばあったわ!」

【イサナ6.5inchノーシンカースイミング】

長い長い前振りにお付き合いくださいましてありがとうございます。

なんだよ!イサナかよ!と思わず最後まで聞いて

シンキングペンシルはとってもよく釣れます。

しかしリップレスでシンキングでトリプルフック剥き出しというところが、バスにおいては扱いにくい要因。

沈みモノの多い野池で使おうものなら、1投でロスト確定です。

バイブレーションの方がまだ障害物回避してくれます。

冬から春にかけてはスローに中層からボトムを引くとよく釣れましたが、さらにもう少しスローに引けたらなとはいつも思っていました。

引っ掛かりにくい釣りで、よりスローを求めると結局のところスティックベイトのミドストやノーシンカースイミングに落ち着くわけです。

しかしミドストはティップをシェイクし続ける必要があるのでボトム感知能力が落ちる。

中層はまだしも、引っ掛からないようにボトムスレスレを泳がせるのはなかなか難しい釣り。

ノーシンカースイミングはシンキングペンシルのようにロールしつつ左右にテールを振る理想的なアクションをするスティックベイトがあまりなかった。

そういった背景もあり、6.5inchを作る上でフォールと同じくらいに重視したのがノーシンカーでのスイミングでした。

ベイトタックルでゆっくりと巻くだけでミドスト同様にロールし、ストラクチャー周りでも強引にやり取りできる。

またオカッパリではロッド一本のみで釣りをすることも少なくなく、ビッグベイトやジグを使うロッドでキャストできるサイズ感という意味で少し大きめの6.5inchに設定しました。

この冬~春にかけて、是非とも試して欲しいイサナ6.5inchのスイミング。

これまでのフックセッティングから、さらに安定感のあるスイミングが出るフックセッティングを次回紹介します。