KIRIKAKE(キリカケ)の性質に迫る ネイルシンカーの重さで変わるフォールスピードとアクション

ストレートワームのキリカケは特徴的な水の抵抗を受けるとパカッ!と開くテールを搭載しています。

抵抗を受けるとオートマチックに開始されるパカッ→ビリビリッと言う一連のアクションと引き換えに、フォールスピードは若干スロー気味になります。

同じ重さのネイルシンカーを入れた場合、一般的なストレートワームのフォールスピードよりも、キリカケの方がスピードが控えめ。

普段0.9gのネコリグを使うことが多い人は、1段階重いウェイトを使うことで、一般的なストレートワームと同じようなフォールスピードで使うことができます。

この「ギャップの認識」は意外と大切だったりします。

ネイルシンカーを重くするほどに、しっかりとハイピッチでテールがビリビリと震えるようになりますし、ビビビッ!と、テールがバイブレーションする様が分かるようになります。

ぜひとも普段ネコリグで0.9g以下のネイルシンカーを使うことが多い人は、試しに思い切って1.3g1.8g2.3gと重たいウェイトにチャレンジして見てください。

ウェイトアップした分だけキャストが決まりやすくなったり、飛距離が伸びるというメリットも生まれます。

また、キリカケ自体はこのテールの抵抗があるからこそ、狙った障害物に対して垂直に落としやすいと言う部分も売りの一つです。

軽めのシンカーでフワフワ滞空時間を長く見せてフォールさせる、重めのシンカーでビリビリとテールのバイブレーションを強く発生させストッとフォールを使い分ける事で、その時のバスの状況を見極める事が可能となります。

軽めのフワフワ攻撃に対して着底までに小さいバスが食ってしまう場合は、逆の重めシンカーでストっと落としてデカイバスにアピールと行った具合。逆も然り。

ちなみに…

フォール中にキリカケ5.7inchのテールが動く、軽い限界のネイルシンカーの重さは0.6g

0.6gのフォールなので超微振動アクションとなります。