
バイトはあるけど、ど~してもノラない。
食いミスが多発する。
そんな時にはセンターアイにフックを追加して、スリーフック仕様で使いましょう。
本日は3フック仕様の推奨フックについて。
と、その前に…
ルアーのトリプルフックって、実はものすごく水抵抗が大きいもの。
ジャークベイトのフックを外して動かしてみればよく分かります。
フック抵抗がないとスライド幅が伸び、キビキビとした実に良いアクションを見せてくれます。
トリプルフックを3つもぶら下げれば、ブレーキ掛かりまくりなんです。
キレの良いアクションを出して欲しいKRKとしては、なるべく水抵抗は減らしたい。
そんなわけで「センターアイは必要な時にだけつける」という手法を選択しました。
必要な時って?
基本的には2フックで十分。
ちゃんとフッキングします。
今のところ想定している状況は2パターン。
一つは冬のスローなただ巻き。
ただ巻きでゆっくり巻いてくる時に、ハフっと触るだけの魚がいます。
ルアーがゆっくり動いているので、ガブッと思いっきり食ってくるような感じでない場合はフックポイントが多い方に分があるかも。
もう一つはトップ使いの時。
トップ使いでは、どうしても下から突き上げるような感じのバイトに。
ルアーのサイズが大きいだけに、魚の方もそこそこの勢いとスピードでアタックをかけてきます。
口に入りきる大きさではないので、ルアーがバコーンと弾き飛ばされ、魚が全身水面に飛び出すようなドルフィンバイトも多々。
こんなバイトはフックポイントを増やして絡め取るしかありません。
何にでも良い側面もあれば悪い側面もあります。
3フックのデメリット
先にも言った通り、フックの水抵抗でアクションがモッタリとします。
ジャークのキレやスライド幅はやや控えめに。
それからフックがラインを拾いやすくなること。
激しめのアクションで使う時には、やはり2フック仕様の方がトラブルが少なく「エビ」になりにくいです。
KRK165スリーフック仕様推奨フックサイズ
出荷状態のフックサイズはフロント、テールフックともに#1。
3フックにする時は、フロントはそのままで。
テールフックとセンターフックに#2を装着。
フックはオーナー社 ST36-BC #2
フックをワンサイズ下げるのは、なるべく後ろボディに重量を増やしたくないから。
軽めのフックで極力、尻下がりになるのを防いでいます。
他のフックでもいけますが、なるべく軽めのフックにするのがポイントです。