なぜKRKの背針チューンが有効なのか。に迫る。

デフォルトの腹フックでは投げたら即昇天する可能性がある。

おいおい何言ってんだよと状況を見てみて納得したのは言わずもがな。

そんなシチュエーションでも使えるのかトライしてみた、KRK背針チューン。

気になるのは「なぜそれが必要??」な訳です。だったら…

一体全体どんなシチュエーションで使っているの??を聞いてみました。

KAESUフィールドテスターの高橋です。

KAESUのビッグベイトKRKシリーズ背針チューンについてお問い合わせが多いので、背針が有効なロケーションをご紹介したいと思います。

千葉県房総のフィールドを中心に釣りをしていると立木やカバーストラクチャーを避けることはできません。デフォルト設定では腹側にトレブルが装着されていますが、スタンプや倒木を超えてくる、ルアーを岸からエントリーさせる、木の根が張り巡らされたバンクのエグレへ滑り込ませてから引いてくるなど、100%根掛かりが発生するロケーションしかありません。

この問題を解決してくれるのが背針チューンです。

枝ぶりの良い沖や岸側の立木でステイさせて回遊や特定の個体を狙い撃ちする際にも、腹針だとここぞというタイミングで根掛かりしてしまうことも多いのですが、それがほぼ皆無。狙ったタイミングでKRKを置きたい場所に置いて仕掛けられるのはバス釣りをする上でとても重要です。また、厳しいトレースコースでも臆せず引いてこられることも釣果に大きく反映する性能です。

ビッグベイトをオープンウォーターへキャストし、グリグリ巻いてくるだけで釣れるようなイメージをされるかもしれませんが、ビッグベイトは“フィネス“です。ルアーの浮力調整もラインメンディングもキャスティングするポイントもトレースコースもすべて計算が必要なメソッドです。

ただ、KRKは205も165もサイズの割にウェイトが軽くリロードシステムにより浮力調整とアクションの変更が容易です。

また、デフォルトのアクション(ジョイント部の可動域)が大きいためフェザーフックの装着によりアクションを調整することができ、調整域が広いのも大きな武器となります。

他のルアーであればルアー調整を相当シビアに行わなくてはならず、何パターンかの同じルアーを用意する必要がありますが、KRKならばそういった問題も解決してくれます。

背針仕様へのチューンは少々大変かもしれませんが、私の背針チューン方法を参考に改造してチャレンジしてみては如何でしょうか。きっとKRKが貴方の味方になってバスをつれてきてくれると思いますよ。

関西人なのでいまいちピンと来ていないトコロもありますが、この状況であれば一発でお釈迦にする自信もあったり(笑)

一方トコロ変わって琵琶湖では

スタッフのテツ氏が負けじとヒーコラ言いながら釣っていたりします。(先日とその前の写真です)

こちらはこちらで背針でありませんがチューンを施しています。

タングステンボール3個にガン玉1個を使って「スローシンキングチューン」。

この様な感じで場所や状況によってカスタマイズするのも釣りの醍醐味だったりもします。

なにぶん、ほっといても情報過多になっちゃう時代ですので、イマジネーションやインスピレーションで「やってみる」先に何か発見があるのかもしれません。

いや、事実無い時もめっちゃ多いのですが、その中でもキラッと光る兆しとなるモノが落ちている事があったりもしますので、ぜひ。