
ビョーンと立木の向こう側に投げ、狙い通りのコースで通し、立木の横をチャッチャッとジャークした瞬間。
ルアーの後方でギラッ。
イメージ通りに狙ったところで釣れたなら…
してやったり感満載だ。
ビッグベイトはこれがあるからやめられない。
楽しくなりたいならよく見えるカラーを選ぶといい
イベントでお客さんと喋ると、みんなどのカラーにするか悩んでいる。
値が張るものですから…
欲しい色全部は買えないし…
分かります。
分かりますよーその気持ち。
腕を組んで「うーん…」としばらく悩んでらっしゃる。
どうしても決められない人にはこうアドバイスしています。
「とにかく視認性の良いカラーを一本」
「ルアーが見えるか、見えないかで釣果が変わる」と。
これにはちゃんとした理由がある。
・狙ったコースを思い通りに通せる(ロストの確率も減る)
・ルアーに魚がついてきているか確認できる(すなわち魚の有無、ポイントが合っているかどうか確認できる)
・ルアーがしっかり見えて、自分が思い通りに動かせると釣りが上手くなった気がする
結果、長時間投げ続けられる
特にKRKのような操作系ビッグベイトの場合、一番最後のやつが一番大事なところ。
ルアーがよく見えるようになると、これくらいのロッド操作だとこんな動きをする。
このジャークだと強すぎるから少し丁寧に。
ラインテンションをかけ気味の方がスライドダートが綺麗に伸びる。
この動きは釣れそうだとか、この動きはあざといな…とかいろいろ感じるところが出てくると思います。
慣れてくるとルアーが生き生きと泳ぐようになり、動かすのが面白くなってきて必然的に投げる回数が多くなる。
とは言っても視認性の良いカラーはエサっぽくないじゃないですか…
それもよく分かります。
けれどもチャートやピンクでも普通に釣れる。
魚の目から視認性の良いカラーがどう映っているのか謎ですが、目の前を通ればカラーに関係なくエサだと思って食うヤツや、威嚇だったり反射的に口を使うヤツもいます。
チャートはバスからすればナチュラルカラーだ!なんて話を聞いたこともあります。
ただ、リアルか非リアルで言えば、リアルなカラーの方がでかい魚がバイトしてくるように思います。
(いやこれ個人的な感想になっちゃいますが…。)
水面が光っていてローライトでルアーが見えにくい時でも、視認性の高いピンクはかなりはっきり目立つ。
対して背中が黒や茶系の魚っぽいカラーはどこにルアーがあるのか、背景に馴染みすぎて分からなくなる。
特大サイズを騙そうと思うとこういった馴染むカラーで、なるべく本物に近づけるという考え方も必要になってくると思います。
嫌じゃなければ、マーカーシールでナチュラルカラーの視認性を上げてやるのも良いかと。
必要に応じて良く見えるカラーと、馴染むカラーを使い分けるのが理想ですけどね。