
この世には分かりにくい名前のカラー名がいくつも存在します。
例えば「RH」。
これだけ見れば何を意味してるのかまったくもってわけわからん。
Red Head(レッドヘッド)ですね。
これは昔からよくあるレッドヘッドの表記名なので分かってる人はわかります。
じゃあ例えば「ポポポポーン」というカラー名のビッグベイトがあったとします。
こうなるとホントに意味不明。
メーカーの遊び心だったり、内輪ネタでそんな名前をつける場合もあります。
こういうのはアングラーからしてみれば全く気にならなくて、名前なんぞ自由につけてくれればいいよって感じ。
ショップさんからすれば、注文書だけ見てカラー名がイメージできないと注文しにくいんだけど…なんて聞いたことがあります。
そういうわけで弊社では、なるべくカラー名からそのカラーがイメージしやすい名前をつけるようにしています。
「Wギル」
分かりますよね?
分かっていると思うけど…
念のため…
「W(ダブル)ギル」です。
前と後ろに1匹ずつ。
愛用し過ぎて塗装はげてて分かりにくいけど
2匹います。
最初は後ろボディのギル無しで塗ってたんだけど。
なんか…普通。
面白くねえなってことで、2匹泳いでいる様相をと言う事を表現出来ないかと思い、前と後ろ別々に動くジョイントルアーなので「1匹」増やす事に。
そんな感じで作りました。
釣り人の心理として、全体のフォルムとルアーのカラーがマッチしていないものは使いにくいというのもあります。
ザリガニカラーのミノーってちょっと使いにくいでしょ?
このギルも「こんな長いギルおらんわ!」ってなりそうだなと思ったから、2匹いれてボカしたというのもあります。
ちょっとイメージしてみてください。
ギルネストが足元にいくつも密集して出来ていて、ギルがネストの上をグルグル回ってる。
隣りあうギルネストのギル同士がケンカを始め、ビビュンと追いかけ合い。
勢い余ってネストを飛び出した先に…バス。
ああ釣れそ。
魚が「ギルが2匹いるね」って見て分かるのかどうか知りませんけど。
こういうのはイメージが大事。
釣れそうと思って使うと集中力が違うでしょ?
それからギルではないけど、#203 リアルスモールマウス、#204 ゴーストリアルスモールマウス。
僕にはギルに見えてます。
こんな感じのギルいるよね?
ギルネストの横で使ってみたいかも。