喰われるべきモノ。ハンドポワードワーム「YAGO」
お久しぶりの「YAGO」です。
簡単にどのようなワームか説明しますと、ゴムみたいな硬さのハイフロート素材を使用したシンプルな形状のパドルテールワームです。
触ったことのある人ならば、こんなに硬い素材の一体何がいいのか?と思うかも。
はい、狙っているのはエビやザリ、ヤゴ等の質感そのもの。
エビ、ザリをイミテートするならこれくらい硬い方がより本物に近づくってもんです。
YAGOの詳細はHPの方を確認していただくとして…
YAGOのオススメ使用方法3選
①パンチング
水面に浮かぶマットカバーを打ち抜くパンチング。
夏といえばやはりこの釣り。
真夏のお湯のような表水温でも、分厚いカバーの下は手を突っ込んでみると案外冷たいもの。
避暑地に入ってきたバスの目の前に、ズドンと落としてやりましょう。
落ちパクが多いのもこの釣りの特徴。
ズドンと落とすならなんでもいいんと違うの?
いや、なんでも良かないのです。
パンチングに使うワームには、いくつかの条件が必要。
大事なのは3つ、「硬さ」「シンプルさ」「短さ」。
まず「硬さ」。
分厚いマットカバーを打ち抜く釣りでは、ワームが柔らかいとフックポイントがすぐに露出してしまい、引っ掛かって釣りになりません。
硬いワームのズレなさが、スムーズでストレスフリーなパンチングを実現します。
そして「シンプルさ」。
カバーに引っ掛かりそうなパーツは無い方が確実にボトムまで落とし込めます。
YAGOはシンプルな形状でフォールスピードを殺さず、ズドンと落ちるリアクション要素の高いパンチングが可能。
最後に「短さ」も大事。
マットの上にワームが横向けに落ちた場合、ワームが長いとカバーに接する面積が大きくなかなかカバーに入り込んでくれません。
ストレートワームなんかはマットの上で止まってしまい、なかなか下まで落ちてくれないのがストレスです。
なるべく短くてツルッと入りやすいものが理想的。
ちなみにパンチングのシンカーのウェイトはカバーの濃さによって3/4oz〜1.5ozを使用。
1.5ozシンカーのフォールスピードってかなり速いスピードですが、実はフォールでも魚は平気でバイトします。
着底バイトと思っているだけで、実はフォールバイトだったなんてことも結構多い気がします。
魚からすればその程度のフォールスピードは余裕らしい。
ボトムまでズドンと落としたら、少し待ってからシェイクしたりリフトしたり。
もしくはマットの天井に吊るしてエビっぽくモゾモゾ動かしたり。
ヒシモの裏側にテナガエビが貼り付いているの見たことあります?
意外とテナガエビは水面近くにいることも多い。
そんなイメージで動かしてみるといいんじゃないかなーと。
反応なければテンポ良く次のカバーへ、といった感じです。
パンチングやったことないって人は結構多らしい。
面白い釣りなので今年の夏は是非!
はい、次の使用方法!
と思ったけれど長くなるので次回に続く。