今回は初の試み。

新色のカラーエピソード的なものを一気にご紹介したいと思います。

ちょろちょろと公開していくと、なるほどそうだったんだ!やっぱりそっちのカラーにしておけばよかった…涙。

と言うご意見もいただきましたので、今回は一気見できる形式です。

#11 ナチュラルグリッターシャッド

クリアウォーターではめっぽう強い! クリア系カラーにダーク系の背中。

ハイプレッシャーなフィールドで活躍すること間違いなし。

リザーバーのインレットや琵琶湖北湖のような水深3〜4mのボトムが丸見えになるフィールドでは、クリア系カラーがやはり手放せません。

ボディサイドを極小のゴールドグリッターを纏わせる事により、少しの光量の変化でもチラチラと細かく輝きアピールします。

クリアボディが透けて見えるから存在感が薄いのか? それともクリアボディの中に光が入って乱反射し目立つのか?

光量や水色によって見え方が変わるのでどちらとも言えませんが、いずれにしろ見切られにくい間違いのないカラーです。

#12 ゴーストグリーンシャッド

例えばコアユの背中。

陸上に上げた人間からの目線では黒っぽい背中に見えますが、角度を変えてよくよく見ると緑がかって見えます。

実際に水中の泳ぐコアユを見るとあら不思議、黒だと思っていた背中は実は青緑色の背中なのです。

ハスの子なども同じく青緑系。

よくよく観察してみれば意外にも青緑系の背中のベイトフィッシュが多いのです。

そしてグリーンというカラー、実はシーバスや青物が一番よく釣れる色とも言われています。

もっと彩度の高い派手なグリーンバックでも釣れているので、ベイトに近い背中の色系統のグリーンはやはりラインナップに欠かせません。(いや、なんでラインナップしていなかったのか…汗。遅ればせながらも無事ラインナップに入りです。)

サイドはナチュラルで見切られにくいゴースト系カラー。

そして鱗のキラメキを模したグリッターで、よりベイトフィッシュに近づけたカラーリングになっています。

#13 フラッシングワカサギ

ワカサギカラーに待望のホログラムバージョン追加。

ルアーのホログラムといえば普通はフラッシングを狙ったものですが、ロールもウォブリングもしないタイニーマサムネにおいては周りに馴染むことを狙ったホログラムカラーです。

本来、魚の鱗のキラキラは目立つためでは無く、背景に溶け込むためもの。

捕食される側のベイトフィッシュが自分の存在をアピールしようと、あえて目立つようにフラッシングして泳いでいるでしょうか?

あんなにキラキラと光る鱗でも、水中では密林に溶け込む迷彩服のように自身をカモフラージュする役割を持っています。

これがミノーやクランクベイトのようなローリング、ウォブリング運動をしていれば断続的な明滅が生まれますが、実際の魚はルアーほど体が揺れ動かず、テールだけ動かしたI字系ルアーみたいなもの。

あくまでナチュラルさを狙ったベイトフィッシュに近いカラーリングで周りのベイトフィッシュに溶け込みます。

#14 クリアキャンディ

ワカサギパターンにおいて水面放置の釣りは切っても切り離せません。

水面が穏やかならナチュラル系カラーでもなんとか浮いているルアーを目視し続けることが可能ですが、少しでも波立ってくるとどこにルアーがあるのか全く分からない。

やはり視認性の高いカラーは外せません。

I字系ルアーでは定番のピンクヘッドにチャートバック。

そしてクリア系ボディは一体誰が一番最初に作ったのかわかりませんが、今ではほとんどのI字系ルアーに採用されているド定番カラー。

サイドはクリア系ですが、実はよく見るとホログラムが入っています。

水面放置以外にも、ルアーの位置がよく分かるというのは大きなメリット。

アクションがつけられないI字系ルアーは通すコース取りが重要。

他にも魚の反応を見てスピードを上げたり下げたり。

よく見えて、それでいてナチュラルで見切られにくい、そんな相反する要素をパッケージングした一本は持っておきたい視認性抜群カラーです。