コンセプトを突き詰めて行くと良い副産物が発生!良い事もたまにはある⁉️フナ型ビッグベイト開発記。

こちら鮒型プロトビッグベイトのジョイント部分。

少し変わった形をしていますが、決して奇をてらってやっているわけではありません。

最初はKRKと同じようなスタンダードなジョイント形状でした。

前回と異なるのは「スペースの問題」。

これは制限との戦いでもあります。

内部のジョイントエイトカン付近の壁の角度やウェイトルームの位置関係とスペースが無い中で、ジョイントを削って泳がせ、また削って泳がせてとジョイント角度を調整してたどり着いた形状でもあります。

結果、やり尽くしてこのような形にするしかなかったとも言える…。

メリットとは。

普通の形のジョイントなら前ボディと後ろボディは点で接しますが、このU字にえぐれたジョイントは後ろのボディに広い面積で接するようになっています。

前後のボディが点で当たるとその部分に力が集中し、場合によっては欠けたりヒビが入ることもしばしば。

広い面積で前後ボディが接することで衝撃を分散し、割れや欠けのリスクを抑えることも。

これは結果的にこのような恩恵を受ける事が出来たという部分です。

あくまで本来の意図にプラス要素で生まれた副産物です。

その本来の意図は今回のプロダクトの狙いの部分ですのでまた追い追い公開していきたいと思います。