まさかの大苦戦。こんなに地味な極小パーツで大きく変化するプロップベイト。

プロトのシンキングプロップベイトを作るのに、意外なパーツで行き詰まりました。

最後の最後まで右往左往したという。

それが、このパーツ。

カップ

金属製のカップです。

プロップのカップの役割は、ペラのスムーズな回転を助けること。

ボディとペラとの間にカップを挟み、ペラが回転する時の摩擦抵抗や引っ掛かりを極力なくすことにあります。

カップの先端はラウンドしていて、どんなカップを使ってもちゃんとペラは回転してくれました。

しかし、巻くスピードを少し速めるとペラとボディがガクガクと暴れ出すものが出てきたのです。

最初はペラに原因があるのだと思っていたのですが、調べていくとどうやらカップの方に問題があるらしい。

そこからカップ探しの果てしない旅の始まり。

たかだかこんなモンでそんなに変わるんけ?と思いますよね?

ペラとカップの相性もあると思うのだけど、かなり影響大でした。

その辺の七転八倒、紆余曲折具合は、また発売したら開発エピソードとして詳しく書いてみようと思います。