そもそも疑問。フィネスハードベイトRisso(リッソ)、ミノーやシャッドとどう違う?

Risso(リッソ)って、そもそもミノーやシャッドと何が違うの?

そんな疑問を持つ方もいると思います。

Rissoはジャンルとして見れば、リップレスミノーとも言えますし、ダート系プラグとも言えます。

最大の特徴は、左右に鋭く切れ込むスライドダート。

「左右にダートする」というだけなら、ミノーやシャッドにも似たような動きはありますよね。

でも、実際に使ってみると、リッソはそれらとはまた違うタイプのルアーです。

ミノーやシャッドは「ピタッと止まる」

ミノーやシャッドは、リップの抵抗やボディ形状など、さまざまな要素によって、ダートさせた後にピタッと止まるものが多いです。

キビキビ動かして、止める。

このメリハリのあるアクションで魚にスイッチを入れて、バイトさせるのが得意なルアーです。

もちろん、ルアーによってアクションや浮力は違いますが、基本的には「動」と「静」の変化で食わせるイメージ。

では、リッソはどうなのか?

リッソは「惰性のあるダート」

リッソのダートは、ミノーやシャッドのようにピタッと止まるというより、惰性を残したまま伸びやかに左右へスライドするのが特徴です。

そして、リッソはスローシンキング。

ダートさせた後も、ルアーはジワジワと沈み続けます。

さらに、ダート後にラインを張り気味にしておくと、ルアーがクルッとこちらを向くような動きが出ます。

つまり、ダートさせた瞬間だけで終わらない。

左右へ滑って、惰性が残り、ジワリと沈みながら、最後にはこちらを向く。

この“余韻のあるアクション”がリッソの面白いところです。

「ハードベイトなのにワームっぽい」

ここが、リッソとミノーやシャッドの大きな違いだと思っています。

ミノーやシャッドは、ピタッと止まったり、浮き上がったり、強い水押しを出したりと、いかにも「ハードベイトらしい」動きをします。

対してリッソは、ハードベイトでありながら、どちらかといえばワームのような食わせの要素を持っています。

左右にスライドする。

惰性で動く。

ジワジワ沈む。

そして、ラインを張ることでクルッと向きを変える。

この一連の動きが、ハードベイトにはありそうでなかった、独特の食わせの間を作ってくれます。

だから僕は、リッソを「フィネスハードベイト」と呼んでいます。

リッソは沈む速度もチューニングできる

ちなみに、リッソのスプリットリングにも少し秘密があります。

製品には、少し細めの軽量なスプリットリングを採用しています。

例えば、これをもう少し太めの「#2の平打ちタイプのスプリットリング」に交換すると、ほんのわずかですが沈むスピードが速くなります。

さらに、フックを少し太いものに交換したり、板オモリを貼ったりして、沈む速度を微調整することもできます。

リッソはもともと、かなりスローなシンキングに設定しています。

だからこそ、ほんの少し沈下速度を変えるだけでも、魚の反応が変わることがあります。

例えば、塩入りワームの沈む速度に合わせてみる。

これがハマると、魚の反応が良くなることもあります。

同じリッソでも「沈み方」を変えてみる

リッソを数本持っている方なら、ぜひ一度試してみてください。

同じルアーでも、スプリットリング、フック、板オモリなどを使って沈下速度を変えてみる。

「今日はこの沈み方がいいな」というセッティングが見つかると、リッソの使い方がさらに面白くなってきます。

ミノーやシャッドとは違う、惰性のあるスライドダート+スローシンキング。

この独特の食わせ能力こそ、リッソの面白さだと思います。