モノ作りスピリットがチラリ。KAESUのキャップ(帽子)。実は工夫がイッパイ!その1
ココ最近、やれロクマル釣れただ~。やれプロトのワイヤーベイトで釣れただ~。と、絶好調のヤナギハラ氏ネタは、本日は一旦置いといて・・・KAESUのキャップについて少し触れてみたいと思います。
いつからでしょう?もうかなり前の事です。そう、世間ではワークキャップなんてものがまだ掘り起こされる前に作成を開始するという、半ば無謀な企画にさえ思えました。今でこそ完全にワークキャップという地位が定着していますが、当時は・・・・ねぇ・・・。完全にサバイバルゲームや軍モノ好きのヒト専用のモノとなっていた訳です。
ちょっと想像したら怖いですよね・・・汗。
ヤル時は、ヤル!!
もちろんこうなったら、トコトン。今でこそ既製品の無地のワークキャップなんて物があるので、そこに刺繍を打つ、プリントをするで比較的容易に作れることと思います。でも、その当時はもちろんありませんでした。
既製品に・・・というのは良いのですが、少し自分達のイメージするものとかけ離れてしまう。そして、もう出来上がってしまっている為、生地だ、パターンだ、何だと「コダワレナイ」。ルアーでもそう、それ以外のアイテムもそう。結局「コダワリ」を無くしてしまうと何だか燃えてこないくて。そこ、結構重要だと思うんです。・・・ですよね??
じゃあ、工場探すところから。です。しかも、そんなに作る数多くないのに・・・。です。
何も無い、ゼロからスタート。
工場、帽子作ってくれるってさ
何とか作ってくれる工場発見!!早速工場までドカドカ押しかけて行き、打ち合わせ。まずはシルエット。これは、同じ会社の店舗設計・デザイン事業をしており、時々カバンと帽子を作っている匠ことオノ氏がサンプル作成したモノをベースにパターンを起こしてもらう事に。ついでに、工場見学も。「おぉ、年配の職人さんがいっぱいいる・・・これがジャパニーズモノ作りか。スゲーーーーッ。」と感動して帰り。数週間後・・・完成!
「おーーー、ワンダホー!w(゚ロ゚;)w オォー」
1から作成しているので、実は細かいことを言うと、ステッチ(縫い目)を走らせる本数まで決められたりします。(そこまで指定してウザがられているかも知れませんが・・・汗)何せ自由度が高い・・・が、その分費用も高い・・・ハッ!(`ロ´;)しかーし、モノは最高!納得の出来!!
そりゃ、そうだ。