イマイチ根付かない「チューブ」。アナタの知らないチューブの世界。
突然ですが・・・チューブワームで釣ったことありますか?そんなもの投げたこともないわ!って方もいるでしょう・・・。本日は存在感の薄い、マイナーな「チューブ」というジャンルに改めてスポットを当ててみます。
そう、はるか昔の出来事です。
思い返せば、初めて使ったチューブはエコギアのチューブワームでした。パッケージの右上に淡水の対象魚(ブラックバス、スモールマウスバス、ブルーギル、ニジマス)と書いてあり、コレでニジマス釣れるの⁈なんて思って飛びついた記憶があります。(当時ニジマスは憧れの魚でしたから・・・。)
野池ではスプリットショットでズル引きして使っていました。サイズはともかく本当に良く釣れてチューブってスゲー!と友達にススメまくっていた記憶があります。そんな、チューブの使い方、特徴などなど、あなたの知らないチューブの世界をまとめました。
◯スタンダードな使い方は?
⚪︎フリッピング
⚪︎スプリットショット
⚪︎ジグヘッド
こんなところでしょうか。
ダウンショットやヘビキャロに使っている人もいました。
◯チューブならでは、中空ボディがイイ!
コレ、最大のメリットです。フッキングがとても良いんです!中空ボディのおかげで針がワームに接している部分が少なく、摩擦抵抗がないためとても針先が出やすいです。
針先を表に出さずチューブの内壁にちょこっと掛けておくだけでウィードレス効果は高く、かといってすっぽ抜けすることもほとんどありません。フリッピングにはもってこいです。
◯ジグヘッドリグのアクションがとてもイイ!
チューブに使うジグヘッドはチューブ専用のボディの中に埋め込むタイプを使います。個人的には重ためのジグヘッドが好きでどんな場所でも1/4oz程度のものをメインに使用しています。(使用するチューブワームのサイズによって変えています。)
フォールはスピードの速いスパイラルフォール。
軽く跳ねるとエビやハゼが飛び跳ねるような速い動きでダートし、岩の隙間やゴミの中に滑り込みます。軽すぎるジグヘッドではこの滑るような動きが出しづらく、重すぎるとジグヘッドの鉛部分が大きく長くなりチューブが後方重心になるので水平フォールしてしまい、やはり滑るような動きが出づらいという事になります。
使うチューブによって気持ちよくダートするバランスを探してジグヘッドを使い分けるのがキモです。物陰に滑り込み、速いスピードで逃げ回る動きがフィッシュイーター全般にとても効くようでロックフィッシュを狙いに行く時にも必ず持って行くルアーです。
さてイイところがイッパイのチューブですが・・・、とてつもない問題が!!そう、それは、ナゼか日本のバス業界に浸透しない・・・汗。コレが最大のネック。う~む・・・悩む~・・・。