続・もうちょっと深く突っ込んだ・・・アナタの知らないチューブの世界。

前回のブログのチューブワームについてがなんとまぁ予想外な事で、意外や意外興味を持たれている方が非常に多いようなのでもう少し深くエグってみようと思います。前回はチューブって意外と釣れますよ!や、スタンダードな使い方は??てな感じでサラッとお話しましたが・・・どうやって?どんなアクションで?という具体的な使い方やシチュエーションなんかをお話しようかと。

◯フリッピングで使うメリット

前回書いたようにウィードレス効果が高くフッキングが良いというのはまずひとつ。そして他のワーム(ホグ系、ビーバー系)とは違うチューブならではのパーツ、ワサワサとしたスカートがあります。

速いスピードでボトムにストンと着底した後にブワァッ!と広がるスカート。そして、内部の気泡をプクプクと出しながらゆっくりと倒れるアクションはチューブだからこそのアクションです。

ラバージグのスカートのフレア感はワーム単品にはない生命感がありますが、水噛みが良くフォールがゆったりとしていて速いスピードで落とさないと食わせられない状況もあるでしょう。それに対して、チューブは後ろに向かってスカートがはえているため水抵抗が少なくスッと落ちてくれます。そして、ボトムではフレア。チューブワームは速いフォールスピードとカバーのすり抜け、ラバージグのような生命感がひとつになった唯一無二のフリップベイトだと言えます。

◯もはやエサか!?スプリットショット・ヘビキャロ

感覚的にはノーシンカーのつもりで使っています。飛距離の出る、ボトムまで早く沈められるノーシンカー。この時に選択するチューブはなるべく比重が軽く、ボディが薄い小さめのモノ。そして、フックもなるべく細軸の軽いものを選んでいます。
アクションはと言うと、軽くツンツンとシャクリを入れフリーフォール。少し待ってアタリをきいてからツンツン、フリーフォール。なるべくフワフワと漂うようなイメージで使いたいので軽いフック、薄いボディの小さめチューブがキモです。セコイ・・・と言われそうですがもはやエビにしか見えません。

チューブじゃなくても小さめのワームならばなんでもいい気もしますが・・・中空ボディの方がワーム自体の重さも軽く、よりナチュラルな動きが出る事と、ヘビキャロにする場合、ワーム自体は軽い方が回転しづらく飛距離が出るのでこのあたりも中空のチューブが優位なところです。まぁ、なんと言っても、見た目にエビっぽいというのもありますが・・・。

◯やっぱりジグヘッドが面白い

前回、滑るようなダートアクションが良い!と書きました。ジグヘッドでの具体的なアクションの付け方はこんな感じです。ロッドを10時から11時の間くらいの角度でパンパンッと2回巻きジャクリをいれフォール。少し待って2回巻きジャクリの繰り返しです。

フォールはラインテンションをかけたカーブフォールが良い時とフリーで落として自発的に滑り込むようなアクションをさせた時、それぞれに反応が違うので両方試してみるのをお勧めします。

フォールでピロピロと動くグラブやシャッドテール、もったりとした動きのホグ系はアクション後に真下に落ちますが、水を切って滑るように岩陰に逃げ込むチューブのフォールは全く違う反応をしてくれるのでどうにもアタリが無いなって時には一度お試しください。
ただし・・・むき出しのフックが根がかりしやすくストラクチャー撃ちや起伏の激しい場所は苦手なリグでもあるので使い所は選ぶ必要がありますので御注意を!!!

さて、予想以上の反響で、一度は、「無いなぁ・・・。」と思っていたチューブワームですがひょっとしたらひょっとするのか!?と悩むことに。まぁまぁ、チューブにもイロイロ種類はありますしじっくり考えて見る事とします。