
イメージと現実の剥離。アナタの思うポークの動き、それは実は「DH」だった①
ご存知かもしれませんが来年の「DH」には新色が用意されています。今回の新色は「ギル」のイメージ。それもデカイサイズのギルのイメージです。ギルだけをイミテートしている訳ではありません。お腹のオレンジはエビミソっぽくも見えるので甲殻類系のイメージでも使えます。
DHといえばベビダン設計で作成されている為、このヘビダンの使用が無論ド定番なのですが・・・これからの時期活躍するのがジグトレーラーとしての使用。形状が「ポーク」をイメージさせるような幅広極薄のヒラヒラは放置していても勝手に揺らめいて誘いをかけてくれます。そうです、「ポーク」のイメージといえば何故か冬です。
ポークとは一体何ぞや?
昔よく言われていたのがワームは低水温では硬くなる。低い水温ではより柔らかいポークの方がワームよりもナチュラルに誘える。なんて言われていました。そのあたりは正直なところなかなか言い切るのは難しいのですが・・・夏場に水からあげて少し放置すれば乾いてしまうポークの扱いづらさを考えれば、使用者側の視点に立って見ると結果的に冬ぐらいしか使う気になれないような気もします。
当時、ポークは柔らかければ柔らかいほど良いとされていて市販のポークにも当たりポーク、はずれポークが存在しました。何個か買ってみて一番柔らかいものを探し、硬いポークは煮込んでみたり、ハンマーで叩いたりして柔らかくして使います。ソフナーというポークを柔らかくするものまで売っていました。(こんなにポークの仕込みに情熱を注げるんだったら、ベクトルを食べ物に振れば、さぞかし美味いトンカツが出来たのでは・・・と今になっては脳裏をよぎる事はありますね・・・。)
釣り人の情熱はこうやってポークにも注がれていたわけです。
素朴な疑問ですが、皆さんどうでしょう??
ところで皆さん、ラバージグにセットされたポークをボトムでロングステイさせた時、どんな動きをイメージします?おそらくですが・・・それ、「ポーク」より「DH」の方がイメージに近いと思います。
ロングステイがキモになってくる低水温期を迎えるに当たって・・・
おおっと、お時間が来てしまいました・・・、続きはまた。