真冬に釣れるパンパンの太った個体。夜の水中にヒント有り!

厳冬期です。フィッシングショーで気持ちは盛り上がってはいるものの、状況は過酷。1年で最も水温が下がり琵琶湖の南湖に至っては水温計を見れば3~4℃台と釣り人にとっては気持ちと釣行回数がMAXで反比例する季節になりました。が・・・、です。
こんな状況の水中ってどうなっているのでしょう??

気になったので覗いてみました。

早速、夜にライトを持って水中を覗いてみれば、あちこちでスジエビやテナガエビに出会うことができました。ギルや小バスも同じように岩陰で寝ていて竿先でつっつくと少し逃げ、またボトムに張り付きじっと息を潜めています。

どこにでもいるわけではなく、やはりリップラップや沈んだオダ等のストラクチャー周りに密集し、昼間は影に身を潜め、夜になると出てきてはエサをとったり眠ったりしているようです。

デッドスローやボトム放置といった釣り方が真冬によく釣れるのはこういった状況にマッチしているからなんでしょうね。暖かい時期は全域にウィードが生え、ベイトも散らばりますが今の時期には湖底には何もなく隠れ場所や水温の高い場所を求めて一極集中していそうなイメージもあります。

ベイトは一箇所に固まっていて、しかもほとんど動かないために簡単にエサを取ることができる。こんな状況を踏まえて、真冬にパンパンに太った個体がよく釣れるのも越冬のために荒食いで太ったとういより、意外と簡単に大量のエサを取ることができるからかもしれません。

そんな事をフト思った月曜日でした。