ビッグベイトで食わせるための考え方【ニセモノがホンモノになる瞬間】

考察

琵琶湖には関ヶ原の落武者伝説とか、バラバラ死体事件とか、心霊スポットなどドキドキするものがいくつかあります。夏真っ盛りなのでたまにはこんな話題でもどうでしょう?そうです、関係無い様で、関係有る列記としたビッグベイトで食わせる為のお話です。
夜釣りでウィードだか髪の毛だかよくわからないものを釣ってしまうとなんだか気味の悪い気分になり、なるべく触らないように水面をバチバチと叩き針から外す。これ釣り人あるあるですよね?

そして色々なことを考え出してしまうのです。ウェーディング中に足に何かがコツンと触る。素足で水に入っているなら生ぬるい水にヌルっとしたウィードの感触。背後の草むらからザワザワとなにかが蠢く音。

こっ、これは・・・、全く集中できない・・・。何だか気温が下がった様な気もしてくる・・・汗。

もう帰ろうとヘッドライトの明かりを頼りにフラフラ歩いていると足元にゴロッと生首が。

「○♯×△€っっ!!!!!」

心臓を鷲掴みにされ、言葉にならない叫び声を上げたままスリップして後ろへひっくり返る。

とうとう第一発見者になってしまった・・・滝汗。最近なにかと物騒な世の中だけれど自分の身近にこんな事が起こるとは。

恐る恐る足元を確認すると・・・

マネキンの頭部でした。こんな所に生首捨てたの誰じゃっ!!怒りと恥ずかしさと安堵がこみ上げます。

なるほど・・・、ニセモノのルアーにバスが思わず食いつく心理を身をもって体感しました。

本題に入ります

ビッグベイトがとても良く釣れるかと言われれば、決してそうではないでしょう。でもビッグベイトじゃないといけない時は確かに存在します。バスが大型のベイトを選んで食っているときや、ビッグベイトの惹きつけるパワーが必要なとき。

ただ、やはりニセモノはニセモノ。

ニセモノがホンモノに変わるためにはただ漠然と投げて巻くのではなく、バスへの見せ方を意識することが非常に大事だと思っています。

バスにも人間と同じように思い込みというものが存在すると思っています。

例えば今の時期、川の河口にはハスが産卵のために集まり、それを狙ったバスも河口へと寄ってきています。先日の増水の時には普段入り込めないような川の中にもかなりの数のバスがエサを求めて遡上していました。見えバスにビッグベイトを投げ、ゆっくりと引いてきても口を使うどころか逃げ出す始末。

本物のハスは追い回すけれどビッグベイトではなかなか騙せない。完全なオープンでは遠くからバスにしっかりとルアーを見せてしまっているので、バスにも観察する余裕が生まれます。

そんな時に何度かバイトが引き出せた使い方は、ビッグベイトをペンシルのように激しめにジャークさせながら葦際を通す方法。

葦に絡みそうになるギリギリのところで水面炸裂バイトが起こるのです。

時折ハスがコアユを追ってボイルするので、それそのものに見えていたかもしれません。

ここで大事なのはストラクチャー際という点。意図的にとバスからルアーが見えづらい状況を作り出して使っていたと言うことです。

まとめるとこんな感じ。

バシャバシャと何かがエサを食う音が聞こえる

次第に自分の方へ寄ってくる

自分のすぐ近くで水音が聞こえるので探しに行くとハスが(ビッグベイト)エサを自分のいるストラクチャーに追い込んで捕食している

エサに夢中になったハスにバイト

バスにとっては視覚的な情報がなく、すぐ近くで起こる音の原因を探しにいった出会い頭に現れたハスに瞬発的にバイトした。

そんな状況にあったと思います。

普通にマネキンの頭部が転がっていても人間にはマネキンの頭部としか見えません。でもルアーに絡みつく髪の毛、足にコツンと触れるもの、背後の草むらをザワザワと何かが通り抜ける音。そんな刷り込みをもらった直後にヘッドライトで見える範囲半径1メートルの中にマネキンが転がっていたら人間だって騙せてしまうわけです。

思い込みや錯覚を利用してルアーを演出し、なるべくルアーを見せないような使い方やコースどりをしてやることが一本を引き出す近道です。