接岸中のワカサギを見て衝撃!このユラユラと泳ぐ様相は「アレ」

岸に寄ってきたワカサギが目視できる時期になりました。ユラユラと泳ぐワカサギを眺めていて、あっ!そういうことか!と納得することが1つ。
この時期の産卵のために接岸しているワカサギ。もちろんの事ながら猛スピードでビュンビュン泳いでいるわけではありません。

なんなら手で掴めるほどボンヤリとした泳ぎなのです。

ヒラヒラ・・・スー・・・とわずかに泳いでは惰性で進み、シャッドテールワームよりもかなり弱い存在。その動きはトランキル+イサナのブレードが、動くか止まるかのスローリトリーブ時のアクションそのもの。

「この時期にブルブル動くシャッドテールよりもスッと抜けるトレーラーが効く」ってこういうことか!と納得しました。

前回のトランキルでロクマルの記事はこちら

ロクマル報告。トランキル、目から鱗の使い方。

ブレードがプルプルしないギリギリの速度で巻くということは波や流れ、リトリーブのブレで動いたり止まったりするということでもあるのでしょう。

「ボトムから持ち上げた時やウィードから抜く時、強すぎない振動がプルッ…と出るのも食わせの動きになっている」

これもソフトブレードならではのナチュラルな波動と、抜けた後のスッという惰性の動きがかなりベイトの動きに近いように思います。

チャターの形こそしているものの、もはやチャターではない。

スイムジグよりも生身の小魚にさらに一歩近づいた第三世代スイムジグだといえるでしょう。